回顧録 その3
回顧録第三弾。今回は観客動員数について。今期のパリーグの観客動員数は以下のとおり。日ハム=F、ロッテ=M、ソフトバンク=H、楽天=E、西武=L、オリックス=Bで表示。 1位 H 2,307,060人 (△13.2%) 2位 F 1,833,154人 (△14.3%) 3位 M 1,558,430人 (△15.5%) 4位 B 1,137,286人 (▼18.2%) 5位 E 1,117,369人 (△17.4%) 6位 L 1,093,671人 (▼ 8.6%)と単純な実数では4位。だが、増減数はぶっちぎり最下位。昨年はキヨ・ノリ人気があったことを考えてもこの減り方は異常。しかも試合数が昨年からホームで4試合増えたのに。これを1試合平均になおすと、 今年度:15,794人 昨年度:20,445人 増減率:▼22.7%なんと2割以上の減。 交流戦がホームで6試合減ったのも関係はある。昨年の詳細データを持ち合わせていないので、仮の数字として今年度が昨年と同じ交流戦の試合数と仮定して計算してみた。(パの観客動員数平均を6試合分減、逆にセを6試合分増) 今年度(仮):16,251人 昨年度:20,445人 増減率:▼20.5%やっぱり2割減。 普通の会社なら一大事。次にホームでの球場別の1試合平均観客動員数を見てみると、 スカイ:17,299人 京セラ:14,833人スカイのほうが平均で2,000人以上多い。球場のキャパも若干京セラの方が大きい。(スカイ35,000、京セラ36,477)よって、キャパに対する動員率でみると、 スカイ:49.4% 京セラ:40.7%10%までにはいかないが、それに近い差がある。それだけ一杯に見えるハズで、選手もやる気になるのでは‥単にスカイでの休日(土日祝)の試合が多かったのではない。今年度のスカイと京セラの試合数は、48:22。休日(土日祝の)試合数は20:9で比率はほぼ同じ。休/平日別、球場別の平均観客動員数をみると、 スカイ 20,954人(休日) 14,768人(平日) 京セラ 17,637人(休日) 12,830人(平日)なんと休日のスカイでは2万人越。花火があるからか、もともと試合数が少ない神戸のファンが飢えているのか‥なぜこんなことを書くかというと、観客動員数と試合結果に面白いデータが。今年度、ホームでの観客1万人割れはすべて京セラで10試合。(M・L各4試合、F・E各1試合。ちなみに最低は3/28F戦の8,245人) 結果は2勝7敗1分 勝率222。選手のやる気がでないのか、それとも相手の予告先発を見て、ファンが「こりゃ勝てんわ」と球場にいかず、その通り負けるのか‥結論来年は1万人割れは防ぐべし。そのためにも、スカイでの試合数増。FC会員の割引を昨年度並に。前にも書きましたが、せめてこどもの招待を復活させるべき。