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カテゴリ:エクストラ・番外
街川散歩
北杜市実相寺代桜を鑑賞した帰り道 せっかく来たのだからと 道の駅「南きよさと」で花卉を手に入れ 次に立ち寄ったのは薮内正幸美術館 ・・・薮内正幸さんは サントリーの愛鳥活動のポスターなど手掛けた動物画家です サントリーが愛鳥キャンペーンを始めたのは1973年 同年には白州バードサンクチュアリを開園しています そしてポスター等に野鳥の画を提供したのが薮内正幸さんという関係なんですな 美術館はサントリー白州蒸留所のすぐ近く 鳥のさえずりに包まれる森の中にこじんまりと佇んでおりました 初めての訪問ですが原画を見まして感心しきり 精緻な筆致と正確な描写は見る者を感動させます 常設展はなく企画展で展示が丸ごと入れ替わるとのことで 何度も足を運ぶ価値はおおいにありますな 所蔵原画は一万点以上といいます 貸出展示も行っているようで つい最近では横浜ズーラシア動物園でも展示会があったようです ・・・・残念知らなかった ミュージアムショップには額装複製画 絵本やイラストの印刷されたバックやマグカップ等々のなかに 野鳥の図鑑もありました いろいろと見まして「拝啓、薮内正幸様」という小冊子を買い求めました 2008~2010年「BIRDER」に掲載された連載記事をまとめた本です 堪能して家路についたのですが 絵本や図鑑が頭から離れず 結局図鑑を買ってしまうのです 鳥たちが大きく書かれていて調べる図鑑というより鑑賞するといった感じ ・・・図鑑に非ずですな 日本の野鳥シリーズもあるのですがさすがに全部というわけにもいかず 指をくわえているわけであります 【送料無料】 野鳥の図鑑 にわやこうえんの鳥からうみの鳥まで / 薮内正幸 【図鑑】 この図鑑 絵画として鑑賞に堪える野鳥図鑑ですな 薮内様之さんはペン画でも緻密に動物たちを書き上げます すばらしい・・・・ 詳細は美術館HPに譲ると致しましょう 薮内正幸美術館 縁?は続くものなのか 知る人ぞ知る水谷高英氏のイラスト野鳥図鑑の復刻話が聞こえてきました 1988年刊行のイラスト紹介の「鳥630図鑑(日本鳥類保護連盟)」の復刻ともいえる 30年ぶりの「フィールド図鑑 日本の野鳥」 日本の野鳥657種をイラストで解説は叶内拓哉さんですな 雌雄・齢・季節による羽衣の違い 飛翔や特徴的な生態を精細なイラストで掲載しています いろいろと評はあるようですが 画に興味のある身としては 復刻・・・30年ぶり・・・ なんだか魅力的な「ふっこく」と「さんじゅうねん」のささやき ならば手元に置いてみてみたい ということでこちらも手に入れました 自分もイラストに凝ったことがあります 雀が十姉妹になる 鶏がアヒルになる 猫がタヌキになる といった具合で比べるのは失礼ですが さすが薮内さんや水谷さんのようには書けません 素晴らしい フィールド図鑑として持ち歩くには少し重いようですが 画を楽しむには家においてにやにやと眺めるのがよいようです 図鑑であって図鑑に非ずですな・・・ 水谷さんはこちらで 水谷隆英 TORINOE フィールド図鑑 日本の野鳥 [ 水谷高英 ] 神代桜を訪ねたおかげで すっかりと図鑑といいますか 野鳥画にはまってしまった感があります 写真とは異なる生き生きとした雰囲気は眺めていて飽きることがありません しばらくは雨の日が楽しみなのでござりまする ・・・薮内正幸画伯の絵本も買ってしまった お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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