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テーマ:野鳥(486)
カテゴリ:バード・野鳥
街川散歩
散歩 毎回の出会いは スズメ ハクセキレイ カラス ムクドリ ヒヨドリ カワラバト といったところです スズメ・・・ほのぼのします・・・好きです ハクセキレイ・・・ひらりひらりと川面を舞う姿・・・いいですな ハクセキレイ君 空中の虫 川面を流れゆくこれまた点のような小さな餌を 飛翔しながら華麗にゲット 結構素早い蜻蛉なんかもとることがありますな ・・・いいねぇ ・・・歩き回っての餌取りもしますが やはり舞っている姿はいいですな ということで振り返り水面滑空いくつか探してみました 嘴の示す先に 獲物がありますな 小さい・・・ ひょいとつまんで ひらりと棒杭に戻ります キセキレイは見ている限り 飛ぶのは移動の時で 水面すれすれの護岸の際を歩き回ってエサ取りしていることが多いですな 低空飛行 小さな獲物です よくぞゴミと間違えないものだと思いますな こんな体制でも ドボンなんてことにはならず ひらりと翻るのですな ・・・すごい 尾羽は開くことはまずなくて 振ることで重心移動をするための重要な役割をしているようです 木漏れ日 フラッシュを焚いたような 一休み なんだか太ったペンギンみたい 「こんちわ おいちゃん」 なんてことですな 漢字は「鶺鴒」 この字 900年代の平安中期に著された辞書「和名類聚抄」 いわゆる和名抄に「積霊の二音 あるいは鶺鴒と作る」とあるそうです 「鶺鴒」は中国漢字 つまり漢語でジーリン これを音読みしてセキレイ そしてこの漢字はセキレイにのみ使われる漢字のようで ・・・なるほど中国名「ジーリン」を漢字はそのままセキレイ「積霊」と読んだのでしょうな ・・・ほかには使い道のない漢字がある・・・さすが漢字の国中国ですな ・・・日本にはひらがなとカタカナがあるので「セキレイ」でよかった 日本書紀には「鶺鴒飛来し その頭尾を揺らす 二の神これを見習い とつぎの道を知る」 と書かれていることから 別名を「嫁ぎ教え鳥」ともいうようですな そのほか「コイオシエ」「イワタタキ」「ニワタタキ」など沢山の異名があるようです ・・・意味深い ・・・知らなかったなぁ よく会うのは ハクセキレイとキセキレイです いずれも留鳥ですが ハクセキレイは一年中 キセキレイは秋冬の今時に会います きっと繁殖場所との関係なのでしょうな 数羽でいることも多いハクセキレイ いつも一羽で行動しているキセキレイ 性格の違いでしょうか どうもキセキレイのほうが縄張り意識は強いようですな 広く繁殖分布しているはずの日本固有種のセグロセキレイには会いません 埼玉県は飯能市吾妻で出会ったことがありますが 水が豊富な自然度の高い環境が好みなのでしょう ・・・きっと新鮮なトビケラなど川虫が好みの食通かもしれませんな セキレイは総称 名前は白 黒 黄と色で分けられています ものの本によりますとハクセキレイはセグロセキレイより白いからということようですな なんとも安直な 英語名はちょっと違います ハクセキレイ=白鶺鴒=White Wagtail キセキレイ=黄鶺鴒=Grey Wagtail セグロセキレイ=背黒鶺鴒=Japanese Wagtail Wagtailのwagは「振る」tallは「尾」で「尾を振る」ですな セグロセキレイは日本固有なのでジャパニーズ キセキレイは 背中のグレーが英名に 下腹部の黄色が和名になった ・・・う~む上面と下面の違い ・・・感性の違いなのでしょうか ・・・面白い セキレイ君の舞い踊り?は見ていて飽きないのでござりまする ・・・ムービーだと面白いかな <<<飯能市吾野にて 背黒鶺鴒>>> 流れに洗われる石に移動 急流ものともせず ・・・というか大好き? 急な流れの中に獲物を探します 場所に寄るのかもしれませんが ハクセキレイでは見ない光景 上流に頭頂部を向けて頭を流れに突っ込み 獲物をゲットします 瞬膜が目を守っていますな 結構たくさんの獲物を手?にしました 咥えているのは川虫・・・ セグロとはいいますが胸も真っ黒ですな セグロセキレイでした・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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