カテゴリ:ダンスコラム
皆さん、日頃よりお世話になり本当にありがとうございます。
私がプロになった1985年。まだ世の中には消費税も存在していない時代ですが、 そこの、とあるビルに入っていました。 最初はもちろん生徒さんはいなかったので、その6階のダンスホールから働かせていただきました。 そこは12時から始まり、22時まで営業していたのです。 いつもお客様は切れなくいらっしゃったので、即ち9時間はずっと踊っている状態なのです。 数曲に一曲、ディスコがかかるものの、毎日9時間は休まずにずっと踊っているのです。 当時はそこのホールは3人のスタッフで踊っていましたが、皆んな一曲たりとも一切、手抜きは無し。 今も昔も変わらないと思いますが、来られるお客様はいろいろな方がいました。 競技会で踊る体力は、ここで養われたと言っても過言ではありません。 現在では労働的に世の中に引っかかりそうな気もしないですが、自分たちとしては好きな事をしていますからね。 今だから言える話ですが、 ベテランの方は当時、自分よりもキャリアがあるので、いかに楽しんで帰ってもらえるか。 中堅の方は中には、5階のスクールで習ってきた事を教えてもらい、 自分達3人の前に先輩の先生2人がおられて、自分達の後には数々のスタッフが入ってきました。 22時に終わり、それからスタジオフロアーに行き、練習するわけです。 私はダンスをする前は特に痩せている訳でも無く中肉中背。今の人に言っても誰も信じませんが、 そしてプロの競技会のデビューが1985年9月1日。場所は街中の札専会館。 これを今の生徒さんに言うと、「またまたご冗談を。」と言われる始末。 ありがたい事にこの頃から来ていただいている生徒さんが、数人いらっしゃいます。 そういう会話がたまにあると、救いの手が。「本当だよ。折れそうなくらい痩せていたんだよ!」と。 こんな話をしていると恥ずかしくなりますが、競技会を見ていると現役っていいなぁと思いますね。 でも自分のプロとしての出発点、 競技会の打上げ的な反省会もよく行い、全国の有名な先生方も多くいらっしゃいました。
リスペクトを込めて、「ダンススタジオ プレジデント」。最高!ありがとう!
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最終更新日
2019.05.20 00:00:18
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