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カテゴリ:チュクルジュマ界隈のこと、または猫ばなし
【10月19日・火曜日】 先週の土曜日の朝、机の周りを片付けていたら、1993年度のトルコ語教室同級生・亮子さんから去年プレゼントされた猫の絵のついたレターセットが出てきた。 あ、亮子さん、今年も今頃トルコに来ているはず、まだトルコにいるよね、連絡なしに帰ることはないだろうから、と想ったら、早くも以心伝心、昼少し過ぎに電話が鳴った。 「近くに来ているの。お忙しそうなので、お声だけでも聞ければと・・・」 「声だけなんて水臭いじゃないですか。じゃあ、2時15分にチュクルジュマ・ジャーミイの前で!」 わが家に迎えたいところだが、片づけが終わっていないので外に出た。ジャーミイのそばのベヤジットさんの店の前に出ている小さなテーブルと椅子に腰を下ろして、チャイを飲みながら2時間ばかり久々のお喋りに花が咲く。 やがてどんより曇った空からポツポツと降り出してきた。名残惜しいがお友達の待つタキシム広場に向かう亮子さんと、来年の再会を約して別れ、家に戻った。 途中になっていた掃除の続きをしているうちにレイラが到着、京子さんもたまにはきれいになったところに呼んで驚かせてやろうと、夕飯には彼女にも声をかけた。 チキンのから揚げと挽き肉とピーマン煮物、ブロッコリー このところ、猫達のいたずらが激しく、けっこう被害甚大である。もっとも油断のならないのはオグリ。真っ白な上品な姿とは裏腹にとんだいたずら者。 タンブルは後から来たこの白猫の家来にされてしまい、影が薄くなった。 オグリはちょっとの隙にもベランダに出て、鉄柵のふちに乗ってしまうので、向かいのギュルセレンさんから電話がかかってくることもしばしばである。 私が留守にすると、オグリかタンブルかはたまたアルスか、最近3度も4度も吊るしてある紙タオルを全部引っ張り出されてしまい、まことにうんざりする。 コンテスのふかふかの褥 でも、コンテスがその山のような紙タオルの上に座って、幸せそうにしているのを見るとまあ、いいか、と思い直すのである。 「チュクルジュマ猫会」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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