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madamkaseのトルコ行進曲

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 marnon1104@ お久し振りです (。≧ω≦)ノ!! kaseさんのお誕生日だったのですね。 お元…
 marnon1104@ Re:トルコでシュウマイはいかがですか?(07/08) kaseさん、こんにちは(*'▽')♪ …
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2011年04月12日
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カテゴリ:プレゼントを頂く


花
春風駘蕩としたコンテスを思わせる春の花束



【4月12日・火曜日】

 昨日11日は3週間前にトキソプラズマの治療を終了した猫達の検査と、例月のバクム(ケア)を兼ねて、オズギュル先生のクリニックに7匹を連れて行った。

 画家のパレットアイシェギュルさんパレットの白猫マヤも何度か出産していて、いつもこの子猫達の里親探しで大変な思いをしている彼女は、ついに避妊手術を受けさせる決心をし一緒に行くことになった。

 コンテスから残されたキャリーボックスにはおとなしいシェビィを入れたが、最後に買った3つのキャリーは安物買いのなんとやらで、本体はがっちりしているのに扉のプラスチックがへなへなで、しっかり閉めてあっても内部から猫が少し強く押すとしなって簡単に出られてしまう。

 中でも赤いキャリーは、オグリやタンブル、アルスなど威勢のいいうちの猫には危ないので、おとなしいマヤにプレゼントすることにした。

 全部で8匹の猫の運搬にはアイシェギュルさんもびっくり。キウイとミディエの2匹は道中で必ず粗相をするタイプなのであと3匹と共にトランクに入れ、うちの2匹を後部席で私が、助手席ではアイシェギュルさんがマヤのキャリーを抱えて出発した。


8個のかご
いよいよ出陣、猫軍団。これが大変なんだ~。


 果たして海岸通りに出ると間もなく、とランクから悪臭が漂ってきて、運転手が大むくれ。
 あーあ、これだから猫とタクシーに乗るときは肩身が狭いのよ~。降りるときには運転手さんにたっぷりチップを渡すしかない。

 オズギュル先生にアイシェギュルさんを紹介し、コンテスがベランダから転落したとき応急手当に連れて行ってくれたことや、同じ日にシェビィやアルスの母猫ニケが自力で出産できず、またまた近くの別な獣医に連れて行ってお産をさせた功労者であることを話すと、先生は「あなたの動物愛護精神に感謝します」としっかり握手した。

 アイシェギュルさんもあの日難産の結果生まれてきたシェビィとアルスが、裏庭に連れてこられた後、死に掛けていたのを知っているので、今日の綺麗な猫となった2匹に再会してことのほか喜んだ。

 彼女の猫マヤは今夜か明日の早朝手術することになり、明日の夕方には引き取れるという。うちの7匹は順に体重を量ってから注射で寄生虫を予防し、首筋への点薬で蚤の発生を防止する。

 ちょうど他に患者もおらず、タクシーには帰って貰ったのでコーヒーをご馳走になり、ゆっくり先生と話をしながら、パソコンでアイシェギュルさんのウェブサイトを開いたり、私のブログで先生の結婚式やアーゼの誕生日、それにコンテスのことを綴った数日間の記事を見て貰った。

   アイシェギュルさんのサイト  こちら    ドレス女性靴

   オズギュル先生の結婚写真  こちら   プレゼント指輪

   
 夕方、ジハンギル・タクシーから1台送って貰い、家に戻ってきた。7匹分のキャリーを用務員のオスマンとアイシェギュルさんがエレベーターに乗せてくれた。

「ジャポン・テイゼ、さっき、あんたに花束が届いて、うちで預かっているからいま持ってくるよ」
 オスマンが地下室に下りてすぐに綺麗な花束を持ってきた。

 小さなカード入りの封筒がついていたが名前がなかった。カードには、
「kontes no koto samishiidesune. Ogenkide osugoshi kudasai」とローマ字で書かれている。

 あっ、これはジャックの死んだあと、私を慰めようと、シカゴの清子さんとアーデムさんが送ってくれたあのときと同じだ、と贈り主は一瞬でわかった。

   ジャックの時の花かご      こちら    花さくら


 インターネットから見本を見ながら注文できるシステムで、遠いシカゴの清子さん夫妻が送ってくれたのだ。
 花屋さんはアジア側の電話番号になっている。ああ、店員さんもはるばる海峡を越えてここまで。

「カセ、名前が書いてないって言ってたけど誰だかわかったの?」
 一足先に猫達を4階に下ろして待っていたアイシェギュルさんが聞いた。

「もちろんよ。ありがたいことよね。アメリカのシカゴに住むお友達よ」
「ハーリカ(すごいわ)! いいお友達がたくさんいるのね」

 私は前日掃除したばかりだったのだが、床など1日で散らかってしまう。アイシェギュルさんのうちも似たようなものだから家の中に招じ入れた。
 猫達をキャリーケースから出してやり、先月旅行に来た皆さんからお土産にいただいた「虎屋の羊羹」を初めて開いた。虎屋の羊羹なんて何年ぶりだろう!

アイシェギュル
玉露と羊羹
上:アイシェギュルさん      下:玉露と羊羹


 香り高い銘茶を淹れ、花を飾り、コンテスはじめ猫達の話をしながら羊羹に舌鼓を打った。アイシェギュルさんとは彼女がまだこのアパルトマンにいた頃、何度か私が料理を作って一緒に食べたことがある。緑茶も喜んでくれた。

 シカゴの清子さん夫妻の心づくしの花と、日本のお土産で、アイシェギュルさんと一緒にコンテスの供養をしている気になった。
 花屋さんには受け取った旨を電話し、夜、清子さんにお礼のメールを書いた。

 皆さん、ほんとうにありがとう。コンテスには手を尽くしたと思うので悔いもなく、これから残った7匹と仲良くやっていくつもりです。


   足跡足跡足跡足跡足跡

 うちの猫達の体重

 1)タマオ  6.8kg  
 2)ミディエ 6.2kg  
 3)キウイ  5.3kg
 4)タンブル 5.2kg  
 4)オグリ  5.2kg  
 6)アルス  4.5kg
 7)シェビィ 4.0kg 





 





   かに座さそり座いて座
かに座さそり座いて座




    お知らせ

 一昨年、フォトグラファー嘉納愛夏さんが発起人となってチュクルジュマの猫達への応援ブログが出来ましたが、ご賛同いただいた方々よりご厚志をたくさん頂戴しましたので、その会計報告を公開させていただきました。皆様、本当にありがとうございました。
 

猫猫「チュクルジュマ猫会」猫猫




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madamkaseのトルコ本 「犬と三日月 イスタンブールの7年」(新宿書房)












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Last updated  2011年04月12日 20時00分57秒
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