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カテゴリ:やっぱりトルコが好きな私
【9月19日・月曜日】 日本では敬老の日。以前、9月15日が敬老の日と決まっていた時は全然感じなかったのだが、その年の暦に合わせて祝祭日の日取りが変わる、ということに、いまひとつしっくりしないものを感じている。 つまり、その決められた日をわざわざ祝日にするからこそ、老人を敬う日、という意識があったのに、連休を増やそう、という意図が先行している今のやり方がどうも好きになれないわけである。 といっても、今の私はこういうシステムに影響されないところで暮らしているので、文句を言う筋合いは何もないのだが・・・ ところで昨日、海峡を渡ったときに乗った連絡船の船室で、柱にくくりつけられたカラの水の大きなペットボトルに、キャップがたくさん入っているのを見た。 日本でもキャップ集めをやっているらしいが、トルコでもこのキャップを大量に集めてしかるべきところに持ち込むと、車いすと交換して貰えるのだそうだ。 しばらく前に、トルコ在住の日本女性の愛犬が、ペットボトルを集める名人(?)で、ボランティアにおおいに役立っている、という話を聞いたことがある。 このワンちゃんはあっぱれ、テレビにもルポルタージュされ、トルコ障害者協会デニズリ支部のポスターにもなっているのだそうだ。 下の写真が連絡船で見たキャップ収集のためのペットボトル活用法。 ボトルのおなかに「SAKAT VE ?Z?RL? ???N (障害者と不自由な人のために)」と書いた紙が張られ、けっこう溜まっている。 たくさん溜めて、お役に立てて下さいね。 私は一度外でペットボトルの水を買うと何度もボトルを活用する(これが究極のエコだと思っている)ので、めったにキャップの協力者になれないが、いいことだ、と感動した。 キャップが車椅子に交換出来るなんて信じられない、と思っていたのだが、こうしてみると何気なく捨ててしまうものが実は世の中の役に立つ、と言う話はほかにもたくさんありそうだ。 追記:これを書くにあたってデニズリにお住まいの、その方のブログを拝見しました。 なるほど、4歳のG.リトリバーのケント君、お見事な活躍ぶりなので管理人さんにお断りしてここにリンクさせていただきます。 トルコから石灰棚を眺めながら生活する日記 こちらから お知らせ ◎※△ 海泡石(リュレタシュ)がネットで買えます! イスタンブール唯一の海泡石アトリエ、シナン・ウスタの作品がついにネットで購入出来るようになりました。追々品数も増やしていくとのことです。ぜひご覧ください。 ネットショップ 「リュレタシュ」 ? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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