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madamkaseのトルコ行進曲

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2011年10月25日
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【10月25日・火曜日】

 ワンの私の友人夫婦と言うのは、ワン市の目抜き通りで靴の店3軒を営業するフィクレットさんと妻のデルヤ。どちらもクルド人であることを誇りに思っている人達だ。
 
 今はもう中学3年生の息子ウムットとその妹アリーナ、スーデヌルという女の子がいる。彼ら3人は、デルヤの両親が住むエーゲ海沿いのマニサ市の学校で教育を受けている。

 夕べ24日の晩は、まずマニサのウムットに電話して彼の母方の祖母とも、妹のアリーナとも話をした。ワンでは停電が続いているが、携帯にチャージ出来る場所が設置されたので、デルヤが充電してきたというので、かけてみた。

 まずデルヤと話しフィクレットさんにも替わり、たくさん話をした。
「日本からショコラさんとタマエさんとうちの娘も心配しているので、皆さんが無事だと伝えたら、喜んでいました。どうか力を落とさないで、と言っています」と言うと、フィクレットさんは嬉しそうに「ショコラさん、タマエさん、それにV子さんにもどうかよろしく伝えてください」と言った。

 2003年の秋、自分がコーディネートした2つの番組のビデオテープを関係者に配るため、アダナ~コンヤ~イスタンブール~キプロス島ギルネ~アンカラと回っていた私が、アンカラのエセンボア空港に向かうシャトルバスの中で知り合った、若い夫婦と小さな子供3人。

 彼らはマニサからバスでアンカラまで来て、そこからワンに飛ぶためにエセンボア空港に行くところを、バスの中で私と隣り合わせたのである。
 空港で一緒に待つ間、私が子供達にチョコレートやクッキーなどをプレゼントしたので、夫婦は喜んで私の名前を知りたがった。

 行きずりの出会い、と思って初めは名乗るつもりはなかったのだが、その頃作った似顔絵入りの名刺を渡したところ、翌日律義なフィクレットさんからお礼の電話が来た。
 
長男ウムットが話をしたがっている、というのでお喋りをしたのが縁となって、2005年と2008年の2回、ワンを訪れ、素敵なワン湖畔の別荘で何日も滞在させて貰ったのだった。

 下記にリンクしたのは、2008年6月の半ばにフィクレットさんの別荘で過ごした時のブログである。このときは、ショコラさんとタマエさんの熱望で、ワン猫を見る旅と銘打って、私がフィクレットさんに応援を頼んだのだった。

 その頃、夫婦は新しい家を買ったばかりで、1ヵ月後には引っ越す予定だった。今度は新しい家にお客様としてきてね、とデルヤは嬉しそうに大きなアパルトマンの5階あたりの窓を指さしたものだ。

 その家がおとといの地震で大きな亀裂が入って、建物の中に入ることが禁止されてしまったらしいのである。もちろん市の中心街の目抜き通りにある3軒の靴屋もめちゃめちゃに違いない。

 それでも夫婦は一言も泣き言もこぼさず、涙声にもならず、一族が無事なだけでも大きな幸運だ、神に感謝だ、ときっぱり言うのだった。

 夫婦は家に近い空き地に設けられたテントの中で、ほかの被災者達と一緒に過ごしているのだそうだ。

 もともと遊牧民族・山岳民族のトルコ人やクルド人は、辛抱強い人々なのである。

 ああ、どうか氷雨や雪が来ないうちに、より多くの生存者が救出されますように。


 ワン猫を訪ねる旅     その1

                 その2 










   かに座さそり座いて座
かに座さそり座いて座




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Last updated  2011年10月25日 06時22分01秒
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