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2012年11月28日
カテゴリ：食べ物シリーズ
【１１月２８日・水曜日】 朝は美味しい究極の和風朝食だったので、昼はまた同じものを食べるのも知恵がないと思い、ナスの煮びたしと豚肉ベーコン入りの玉子焼きを作ってみた。  豚肉ベーコンも残りすくな。大事に使っています。 ナスの煮びたしはさっぱりとした一品。あさりももう一度。 私は先日来待機していたトロイのガイドブックのゴーサインが待てど暮らせど来ないので、この途中放棄はトルコ人のよくやる手で、金額などで本当はもっと安くやらせようとしていた場合、相手に「タマム（OK）」しておいて、やって貰うふりを続け、待たせた挙句そのまま放置する、意地の悪いやり方だと気がついた。 先週の２２日に一応仕事が来ても来なくてもいいや、と思いながら依頼人の郷土作家に電話すると、相変わらず「O大学の先生に、君の日本語が間違っていないかどうか読んで貰ってから連絡するから、待機していてほしい」の一点張り。 やっぱりテキは５００リラまけろと言ったのに、私がうんと言わなかったので頼む気がないのだ、と判断した。 まあ、神様、せっかく日本行きの旅費が作れると喜んだのもつかの間、振られてしまいましたよ。 でもいいわ。この仕事が来ないのは、神様が私にもっといい仕事を回してくれるつもりなのよね、などと能天気に考えることにして、その日、チェティンさんに寿司や中華をごちそうになってきたのだった。（先週２２日） ところがまさにその通りで、あの大ご馳走を食べた翌朝、やっぱり私を推薦してくださる方があって、とあるテレビ局からコーディネーターのオファーが入ってきたのだった。 その日（２３日）からずっと事前調査で書面のやりとりが続いており、詳しいことはいつか撮影が終わる頃お知らせ出来ると思う。 トロイの仕事が入らなくてもっけの幸いだった。当分私の忙しさや睡眠不足も続くだろうが、晴れて自力で旅費を稼いで日本に行く、ということが出来るのだから、トロイのおじさんの意地悪ですらもう気にならず、ちょっとした人生の香辛料だと思えるほど余裕が出た。 今日は朝も昼も遅い時刻に食べたので、何も食べずに寝た方がいいのだが、やっぱり書き物をしているとお腹がすく。 仕事以外に何通ものメールの返事、やれ職探し、やれ人探しとたくさん課題がある。それも考え考え書いているので、１０時過ぎにやっぱり何か食べずにはいられなくなって台所に立った。 娘のV子が今年の９月、同僚の夏川青年に託してくれたインスタント・ラーメンもいよいよ残りただひとつ、札幌の丸山動物園の塩ラーメンをついに鍋に入れた。 トロイの呪いから放たれて、今やっているコーディネートはさらにいろいろ楽しいおまけ付きなので、気分は爽快である。だからラーメンにもちょっと気合を入れてしまおう、と張り切った結果がこのラーメンです。  やはり視覚も味覚のうち。このところ食事の支度も張り切っています。 これはパッケージが白熊君を思わせるしゃれた袋。     「チュクルジュマ猫会」お知らせ ◎※△ 海泡石（リュレタシュ）がネットで買えます！ イスタンブール唯一の海泡石アトリエ、シナン・ウスタの作品がついにネットで購入出来るようになりました。追々品数も増やしていくとのことです。ぜひご覧ください。  ネットショップ 「リュレタシュ」お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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