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madamkaseのトルコ行進曲

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 marnon1104@ お久し振りです (。≧ω≦)ノ!! kaseさんのお誕生日だったのですね。 お元…
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 madamkase@ Re:渡航記念日(03/16) marnon1104さん、こんにちわ。 3月に書い…
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2013年12月29日
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【12月13日・金曜日】


 
 福島駅で友人達に見送られ東京を目指した私、車中郡山を過ぎた頃、車内販売の「釜めし弁当」を買ったところ、鶏肉が固くて御飯も冷たくて、こんなはずではなかった、とやっと噛みしめ飲み込んだ。駅のラーメンが4つも食べられるお値段だというのにぃ。


峠の釜めし  
あいにく、ご飯は冷たく鶏肉はカチカチ。信じられない新幹線の980円弁当



 大宮駅に降り立って、今度はエレベーターがあるのが分かったのでそれで下に降り、とにかく大荷物をコインロッカーに預け、湘南新宿ラインと言うのを探す。弘子さんが福島駅で「suica」を買ってくれたので、ありがたく使わせて貰った。

 渋谷から東横線で、と言っても工事現場が多く、駅の外に出たりまた入ったり、階段を上ったり下りたりで、もう充分一駅くらい歩いたのではないか、というくらい遠かった。

 それでも検索でのルートを紙切れに書いて貰った通り、自由が丘駅に3時14分到着、3時の約束にはちょっと遅れたが、改札を出るとそこには数人の先輩達が待っていてくれた。

 小柄でショートカットの若々しい女性が「加瀬サ~ン、ノリコデス~」と一歩前に出た。私は初めてカナダ在住の10年来のメル友であり、楽天のブログ友達でもあり、しかも私の駒留中学校時代の2年先輩でもある紀子さんとご対面が実現したのだった。

 話せば長いことながら、端折って言えば、 今回は1周忌法要のために帰るので、自分の楽しみである小学校のクラス会や、先輩達との会合は諦めていたのだが、日本に行く少し前に、カナダより帰省中の紀子さんから私にお便りが届いたのである。

「同じ時期に日本にいることになるので、今度こそお会いしませんか。先輩達とお会いになるようでしたらお声をかけてくださいね」

 私も紀子さんとは以前に書いていたYahooのブログ時代からお付き合いさせていただいている仲、一度お会い出来たら、と常々思っていたのだった。

 先輩の荒木氏にメールで相談し、もし今回皆様が会ってくださるなら、私のスケジュールは13日なら可能と伝えたら、その日はちょうど新宿高校の同期生のグループ「二木(にもく)会」の料理教室の日にあたるとのことで、紀子さんと私はその集まりに招待されることになったのである。

 場所は自由が丘の目黒区民会館の料理教室を借りて行われている。メンバーの中に料理の先生が男女1人ずついて、3ヵ月ごとに一度開かれ、既に14年の歴史があって、13日が第56回を数えるのだと言う。

 こうして急転直下、諦めていた先輩達との出会いが、これ以上はない素敵な条件のもとに実現することになったのである。


 もうすでに先着の皆さんは駅のそばのスーパーで今日の料理に使う材料の買い出しに出かけていると言う。その人々とスーパーで落ち合い、歩いて10分程度の会場に到着した。


 本日の出席者は責任者の長塚氏以下20人プラス紀子さんと私で22人。料理教室に入るとそれぞれ持参のエプロンをつけて支度する。メニューや材料、レシピなどを書いたテキストが配られ、正月を控えているのでかなり豪華な料理だった。


食材  
山のような材料が並べられました。どんな料理が出来るのでしょう。

resipi  
日本料理の前川先生(皆さんと同期生)のレシピ説明。


 まず先生からレシピの説明があり、みんな大人しく聞いたりメモをとったりしている。料理を幾つかのグループに分けて、それぞれに2~3人ずつの担当者を募る。いくらもしないうちにみんなの役割分担が決まった。

 紀子さんは牡蠣ときのこの炊きこみご飯担当になり、私はキノコ汁と、山芋の梅たたきという酒の肴を作るグループに入れて貰った。


 4時半頃から各々の調理台に別れて、本格的に準備や料理が始まったが、一心不乱に打ち込んでいる人もあれば、簡単に下ごしらえが済んで、早々と缶ビールを片手に巡回食品検査官をやっている人もいる。


紀子さん  
紀子さんは牡蠣ときのこの炊き込みご飯の準備中です。左は前川先生。

山芋の梅たたき  
依田さんと前川夫人、私のチームでは「山芋の梅たたきを」。手が滑って難儀しました。

きのこ汁  
こちらも、依田チームの作品です。きのこ汁を作りました。



 そのうちに、竹内氏の到来が告げられた。今年癌の手術をして、自宅療養中。残念ながらこのところ、ゴルフや料理教室に欠席していたのだが、本日遠来の客が2人ある、ということで、後半に体調があまりよくないのを押して顔を出してくれたのだそうだ。

 竹内さんは私の記憶の中では駒留中学校きっての秀才で、生徒会長を務めており、長身、スポーツ万能、紅白対抗リレーの花形選手だった。今もゴルフではメンバーの中で右に出るものがいないと言う。

 その人が病気療養中というのは寂しい。今回は会えないのかと思っていたが、わざわざ来てくださったことを知り、目頭が熱くなった。


先輩達と  
12年前から数回、変則同窓会を開いて下さった皆様。
左端から高谷さん、竹内さん、私、今川先生、荒木さん

紀子さんと  
紀子さんは髪を短くして10年前の写真より若返り、一瞬どなたかと・・・


 紀子さんは12年前ころから私のブログに時々コメントを入れて下さり、私はお住まいもカナダだし、まさか駒留中学校の先輩のお一人とは想像も出来なかったが、10年くらい前のある日、この料理教室の先生のお一人、今川香代子さんが送って下さった埼玉県巾着田の彼岸花を前に荒木さんとご一緒の写真で、初めて駒中、そして新宿高校繋がりの方だとわかってビックリ仰天したのだった。


 今日初対面の「二木会」のメンバーの皆様も、功なり名遂げた方ばかり。今や72歳の好々爺どころか、みなさんお若く活動的で素敵なお兄様揃いである。6時半過ぎにはほぼ宴会が始められるほどに料理が出揃った。

今川先生  
さあ、宴会が始まりました。今川先生の何やら楽しげなスピーチ

料理1  
凝ったお刺身。鯛やイカ、タコなどは、昆布にくるんで寝かせたものです。
右上は、輪切りの切干大根とアンチョビの炒め物

牛のたたきほか  
とても手の込んだ牛のたたきや、軽い味の山芋の梅たたき、きのこ汁、
奥の漬けものは、野沢菜とキュウリ

牡蠣ときのこの炊き込みご飯  
牡蠣ときのこの炊き込みご飯。ほっこりと美味しいご飯でした。

竹内さん  
竹内さん。彼と高谷さん、荒木さんは駒留中学校のイケメン三羽烏だったのです。


 竹内さんだけは、見事な料理が並んでいるにもかかわらず、いろいろドクターからの制限があり、アルコールはもちろん、食事にもあまり手をつけることが出来ないのが気の毒だった。


第56回料理教室  
先輩達の第56回料理教室は、かくも盛会となり、私もよい思い出をいただきました。



 大勢集まっただけに、冗談が飛び交ったり、それはそれは賑やかな楽しいひとときだったが、8時頃お開きとなり、残り料理を分け合って会計が済むと、全員で塵一つ残さず片付けて掃除をし、9時前には目黒区民会館を出て、三々五々駅の方角に向かった。

 この日、紀子さんは私が先般ブログに書いて写真を載せた「米沢ラーメン」を、箱入り1ダースもネットで取り寄せてお土産に持って来てくださった。


米沢ラーメン  
1袋2食分入り210g、包装込み2.8kgのお土産。
イスタンブールで沢山のお友達と共に味わわせて頂きます。スマイル



 料理教室の皆様、楽しく美味しい思い出をたくさん、ありがとうございました。竹内さん、どうぞお体ご大切に。紀子さん、米沢ラーメンをこんなにいっぱい、ありがとうございました。


 さて、自由が丘から先が大ごと。東横線のあと渋谷から副都心線だったか、地下鉄で池袋まで出て、そのあとはうっかり湘南新宿ラインに乗るのを忘れ、埼京線に乗って大宮に行った。あいにく各駅停車であった。

 コインロッカーで旅行鞄とマチ入りの大きな重い袋を受け出し、自分のショルダーバッグ、ラーメン1ダース入りの段ボール箱の入った布袋と、4つも荷物があるのを欲と2人連れで東武線まで運び、11時発の柏行きに乗ることが出来た。

 野田市駅が近づいた頃、電話がかかって来た。都内にいる娘からだった。つくばエキスプレスの「おおたかの森駅」に車が置いてあるので、荷物があるならそこまで来る?と言うのだった。

「行く、行く。以前に待ち合わせしたコインロッカーの前で待ってるわ」


 かくて私は、下車駅を乗り越して「おおたかの森駅」まで行き、秋葉原から終電で帰って来た娘と待ち合わせ、車に大荷物を積んで貰い、あまつさえ遅い時刻だと言うのに、またまた「回転寿司」に寄り、マグロや貝類をお腹に詰め込んで、午前2時近くに帰宅したのだった。








   かに座さそり座いて座
かに座さそり座いて座








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Last updated  2014年01月03日 20時10分02秒
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