夢みるきのこ

2022/08/12(金)11:04

おかえりなさい。サーシャさん。

マダラーノフの独り言(759)

​ サンクト・ぺテルブルグ大学トルコ語科で勉強中の姪のアレクサンドラめぐみちゃん(通称サーシャ)がコロナ、ウクライナ侵攻が重なる国際情勢の中、直行ルートが途絶えたため、ドバイ、ハノイ経由で大きく回り道してなんとか3年ぶりに帰国してきました。早いものでもう二十歳になったとか。そろそろ、ちゃんつげをやめてサーシャさんとしなければと思わせられる成長ぶりに驚きました。​  ​天橋立の浜と若狭小浜の阿納尻で海水浴のはしごを楽しみ、丹後半島をドライブで一周して24時間遊び倒して、そんな道中に困難極まりない世界の中のロシアと外から見た日本の現況を淡々としかし、しっかりと教えてもらいました。​  目下、丹後で注目株の舟屋のある伊根漁港。観光資源としての価値を高めるため町屋整備が進み若い人たちが溢れていて、かっての景色を知っている私たちにとっては驚くべき変化の波にさらされていました。 ​ 伊根の舟屋の風景は昔のままでしたが、大きな道の駅ができ、舟屋にステイできるお洒落な宿が増え、今風の擬古的なカフェ、レストランもちらほら散見でき、すっかり様変わりした町並みになっていたのには驚きました。  丹後網野町の三津漁港では毎年休暇を過ごした澤昭さん宅を訪ねると、92歳になって益々元気な様子の澤のおばさんが出迎えてくれました。  また、きのこの盟友の奥澤康正さんの幼な馴染み・中野女将​が経営する天橋立の仁風荘では、夏場ここを訪ねると必ず用意してくれていた​"オコゼの丸ごとから揚げ"をこの日も用意して待ってくれており、旧交を温めてきました。女将さんの話ではかれこれ20年ぶりの再会だとか。今は息子さんの代になり、かっての民宿スタイルからリファインされた橋立の風土に根差した人気旅館に生まれ変わっておりました。  歳をとるなんて誰の事と思って生きてきましたが、こうして盛りだくさんの旅をしてみるとやはり歳は確実にとっているのを思い知らされます。 ​

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る