まぎぃ別館２

あわや、だからそうはなっていない、というような内容だ、というような話、中学か高校の国語教科書にあったなぁ、なんて。

一昨日夕方の強風で折れた、５ｍばかりの桜の枝。
邪魔だし、週末残しておくのも不安だから、と、切り始めた。
のこぎりと小型のナタ。のこぎりはホント木工用だし、刃が折れてるし、で、なんだか切れ味も悪い。乾ききってない木だし、仕方ないか。
ということで、それよりナタの方が切れる感じ。何度も打って、半分くらいまで溝が付いたらポキって要領で。
でも、慣れない作業で狙いも定まらず、暑い中で疲れるから時々左手で暑かったりしてたから、いつか指切りそうだなぁ、なんて思いもありながら…。

一度切った枝を、さらに枝打ちしようと、ナタでトントン行ってたら…。
「あっ！！」
枝を握ってた左手の人差し指の第二関節。ぱっくりと。
軍手をしてたけど、その切れ間から真っ赤なものが出てきたのを見て、慌てて軍手したままの右手の掌でぐっと押さえる。

他の所員に「やっちゃいました…」と報告。ちょっと動転しながら平静を保っているつもりで、でも慌てててハイな感じ。不思議と痛みは無い。でも傷を見る勇気もなくて、軍手も外せない。
所員が近所の御用達の外科に電話してくれたものの、30分後の3時からじゃなきゃ診察できないとのこと。とにかくOさんの車で送ってもらう。
傷を押さえて高く上げておくのも疲れてきて、病院に着いたところで緊張も解けたのか、貧血…。ソファに座り、一息。
看護婦さんに脱脂綿で押さえながら軍手を外してもらい、3時直後に一番で診てもらった。
「傷口を早くふさぐ為に」2針縫うという。
診察台に横になり、「ちょっとチクッとしますよ」と恐らく麻酔を打たれて、
続く針は、もうなんか重い感じがするだけ。
そういえば親知らず抜いたときなんかと似てるかも。

処置は5分程度だったか、とにかく一瞬。看護士さんに指から手首まで包帯固定してもらって、化膿止(Varacillin)と痛み止めをもらって、帰りはM君の車で所に戻る。負傷から1時間ちょっとか。

職場から電話したし、職場での怪我だし、病院でも「職場で…」と言ったし、これはもう「労災」になると思ったけれど、所長に報告したら、「してもいいけど、あれ、書類がいろいろ面倒くさいんだよね…」って、そういう問題か？（怒！）
ま、後日次長とも相談するけど。
病院にはとりあえず労災になるかも知れない旨話してあるから、5000円(Oさんから借金…)預かり金渡してあるし、これで後から健康保険にしたら、不正請求にもなりかねないよなぁ…。

痛みって、すぐに感じないのね、ってのが今回の経験。結局病院に着いた頃から痛み始めた…。

目下、心配なのは、業務の草刈りが終わらないことと、空手の3週間後の審査…。