bandy's journey

パスポートが切れていた期間約4ヶ月。

取得以来、空白期間があったなんて今まででは考えられないこと。

予定がなくても、いつだって海外に出られるという事は気持ちの上で絶対の安心感があるのだ。

お金があっても、長期休暇が取れたとしてもパスポートがなければ！

海外に行けなければ、その代わりに国内でまったり過そうか・・・というふうには、私の場合絶対に有り得ないものなー。

というわけで、今月初めに申請していたパスポートを受け取ってきました。

たいそうな物には見えないのだけれど、この小さな赤い手帳はこの世の中で最強最高の免罪符なのである。

やっぱりこれが手元にあるというのは気持ちが違うものである・・・。

愛着のある古いパスポートには、出国入国のスタンプが重なり合うように押されているけれどその日付からどの旅もはっきり思い出すことが出来る。

まだ一つのスタンプも押されていない、まっさらなパスポートにこれからどんな記録が残されていくんだろう。


というわけで・・・・・来月の初めから10日間ほどハワイに行くことにしました。

家のこともあり、以前よりは身軽に行動できなくなってしまいましたが、この時期を逃すとまったく予定が立ちそうにないのでした。

12月は父の一周忌法要があるし、その時期から来年の2，3月までここは雪のシーズンで、道内でも特に降雪量の多いところなので母一人にその時期を任せては行けないのです。

「えいやっ！」と計画を立ち起こしてしまうと、ぱたぱたぱたといろんなドアが開きだしました。

仕事はぽっかりとその時期空洞で、前後の日程や他の方々に迷惑がかからないこと。

調べだした航空券はオフシーズンでほとんど底値で希望の便が取れること。

マイレージのキャンペーン中で上乗せされた金額をチケット代金の一部に当てられたこと、などなど。

でも最後の肝心の扉が開くかどうかは微妙なところ・・・。

「最後の扉」とはB.Dのスケジュールです。

予定は前から話してはいたものの、いまだに彼が来られるかは未定なのです。

彼が来てくれれば、本当に何も他の予定もプランも必要ない。

まだ朝露で濡れている芝生の上をプルメリアの花を集めながら歩いたり、ビーチでぼんやり過したり、波の音を聞いたりすることが何よりもの過し方になるから。

なんとか彼が休みが取れるといいな。

でも、一人で過ごすことになってもハワイならばなんとでもできる。

他の場所ではそうはいかないだろうな。

今回はネイバーアイランドには飛ばず、オアフ島だけで過ごすつもりです。

ハワイに着いたらとたんにアクティブになってしまうかもしれないけれど、ただただあの空気の中で自分を休めようと思っています。

人生の中で一番つらかったことが起こったこの一年の心の浄化と次のエネルギーまでチャージしたいと思っています。

以前よりはきっと、よりハワイのマナの力やヒーリングエナジーを感じやすいと思いますし、それを受けたときにもっと感謝する気持ちも湧いてくるのでは・・・と思っています。

B.Dが来ることが出来ても、一人で過ごすことになっても今はひたすらあの空気の中で体と心を横たえることを夢みているところです。