bandy's journey

朝カーテンを開けるとベランダの柵には50センチほどの雪が積もっていた。

これを朝一で目にすると、シャッ！！と再びカーテンを閉めたくなってしまうのである・・・。

冬のクリスマス時期は大好きだけれど、この状況にはうんざり、ユーウツにさえなってくる。

足元用の小型ヒーターをつけてはビーチサンダルで過ごした日々を思い（まだ私の足には日焼けの跡がくっきりとある）、どんよりと重い雪雲を眺めてはハワイのひたすら青く広がる空を思い出しためいきをつく・・・・・。

一面真っ白な雪の世界も美しいのだが、探さずとも目に飛び込んでくるカラフルでパワーあふれるハワイの花々が懐かしい。

それぞれが個性的だけれどいたってマイペースで気取らず、バスを待つちょっとした間にも、間違って入ってしまったビーチ沿いの小路にも元気一杯咲いている花たち。

「癒される」というよりは「元気」をもらう。

「だいじょうぶだってば！！」　「気にしない、気にしない」　と風に揺れながら語りかけてくれるような。

ハワイの陽を浴びて咲いている花たちはそんなふうに咲いている。


あぁ、ハワイに咲くあの花恋し・・・・・。