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カテゴリ:フレンチ
たぶん6回目くらいのトライで、やっと予約がとれました。池尻にできたフレンチ「レストラン オギノ」。どこを見ても絶賛してあって、でもあまり期待しすぎるといけないと思いつつおじゃましました。
駅から4,5分、完全な住宅街に忽然と現れるお店。ドアを開けると、心地よく、でもきらきらした空間が広がっていました。 コースもありましたが、せっかくなので、アラカルトで。 まずは、アミューズの野菜のピクルス。色もきれいで、甘酸っぱさが食欲を刺激します。 自家製のパン、もっちりしてます、とリエット。 前菜の1皿目は「フォアグラのソテーとインゲン豆の煮込み」。これはもう、涙ものでした。分厚くて、大きなフォアグラをさっと焼いて、マデラ酒を煮詰めたものにバルサミコを混ぜて、少し塩味。日本人にはたまらない、しょうゆとみりんの煮物のような・・・これは絶対ご飯にもあいます。また注文したいと思ってしまいます。 前菜の2皿目「オマールえびとキャビアのジュレ」。これも、おいしい! 下に根セロリのムースがしいてあり、オマールとほたて、うにをコンソメジュレでまとめて、さらに上にキャビア。冷たくて、これも至福の味です。ほんのちょっと味がしっかりと濃くて、これがまたおいしいんですねえ。 にんじんの冷製ポタージュ。ほんのちょっと、ミント?のような風味。さわやかです。 メインは、タプナードをまとった、子羊のロースト。これは半分です。タプナードがしっかりついてますが、中はジューシーで、本当に味わい深いお肉の味。自分で好きなだけ、タプナードをつけて、味の調節ができますね。 デザートの、クレープとチェリーのソース、アイスクリームのせ。温かいクレープに冷たいアイスがたまりません。 ヴェルレーヌ風味のクリームブリュレ。 小菓子のレモンマシュマロとクッキー。 生ビールとベリーニを食前酒でいただいて、赤ワインのハーフで、2人で約16000円。これは安いとお思いました。料理もデザートもいろんな選択肢があって、どれも、本当に工夫があって、おいしくて、お店の方も感じがいいのです。お店を出た後も、見えなくなるまでお見送りしていただいて、流行る理由がわかります。これだけそろえるには毎日どんなに大変かと、しみじみ思ってしまいました。ごちそうさまです。また行かせていただきます! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年07月04日 21時51分14秒
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