問題は下位層なんだ
塾は上位のアピールをするものだ。
それは塾であれば当たり前の当たり前。
このアピールを見て、
おお!この塾は凄い!
と思ってはいけない。
断言する。
上位の子はどこの塾に通っても上位なのだ。自分の中に価値観も行動指針も出来上がってるから。
問題なのは、下位層のレベルだ。
その塾が全員の点数や進学実績などを公表しているなら、よく見て欲しい。
下位層の実績が、その塾の真の指導力なのである。
上位層は自分たちでやれるのだから。
他者の力がないと動けない下位層の子達を、いかにしてレベルアップさせられるか。
そこに塾の力が現れる。
例えば、偏差値40台の高校に何人も進学しているような塾は注意したほうがよい。
上位層の実績を武器に、ザクザクと人を集め、その後の指導は「辞めさせない指導」に終始している可能性も大きいのだ。
悲しいことだが、そういう塾が少なくないのがこの業界の現実。
だって、おかしいでしょ?
塾に通っていながら、偏差値が50を超えないなんて。
底上げ。
ここが一番難しい。
入塾テストをして、下位層の入塾を断るなら簡単だが、それをしない松江塾のような塾にとっては、本当に何かを削るような指導を日々繰り返さないと。
でも、そこにこの仕事の醍醐味がある。
今回の爆裂は地獄だ。
生徒にとっても僕らにとっても。
でも、その先には必ず光がある。
もうそれはみんなにも見えているはず。
ただ、そこにたどり着くにはイバラの道を進まなくてはいけない。
でも大丈夫。
今日のみんなの様子だと、きっちり頑張れそうだから!
iPhoneから送信
On 2012/06/14, at 9:12, wrote: