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クラシックどっぷり日記 ~音楽回想~

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2019.10.14
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どうもお久しぶりです。

奥さん、子ども共にいないので、久々に更新させていただきます。

マルティノンの新譜が出たとのことで、購入させていただきました。


Dvorak ドボルザーク / ドヴォルザーク:交響曲第9番『新世界より』、シューマン:交響曲第1番『春』 ジャン・マルティノン&シカゴ交響楽団(1965、67年ステレオ) 輸入盤 【CD】

マルティノンとシカゴ響は暗黒で、微妙な世界。
たった5年という時期で、シカゴ響を率いた訳ですが、喧嘩別れで終わったということ。

マルティノンは、指揮者である作曲家。日本にも来日し、N響を演奏した、名指揮者です。

そんなマルティノンが、シューマンの交響曲第1番「春」とドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」を発売しました。
マルティノンにしては、意外な組み合わせ。

新世界は、正当な演奏だからそこまで目を配っていなかったんです。
シューマンの交響曲第1番、第1楽章。
個性が凄い。いろいろと揺らしてなかなか聞いたことないテンポ設定。
紳士のように見えて、意外と攻撃的なマルティノン。
作曲家でもあり、感情が溢れ出す感じです。
それ以降は意外と普通。

そんなマルティノンの「新世界より」
普通に聞いていくとおかしいぞ?というよりか明らかに速すぎるという箇所が。
第3楽章から、勢いが凄い。
今まで最速と思っていたパレーやダネルの演奏よりも速い。
3楽章6:34
これは今のところ最速です。
あれだけ厄介な楽章をメチャメチャ早く弾く。
このスピードは、後先考えずに推進力でいく感じ。
このスピードはあり得ない。

そのスピードで突入する第4楽章。ダネルほど早くはないですが、それくらいの勢い。
ダネルが、2011年と考えると、マルティノンは、1965年。
良くこの演奏が今まで出ていなかったという不思議。
あのマルティノンに限って、それはないだろうと思ったんではないでしょうか。
時折現れる、マルティノン。
恐るべし、指揮者です。





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Last updated  2019.10.14 15:59:22
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