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作成中のスピーカーが仮組でナカナカ良い感じなのでしばらくこのままで。
ちょっと気分を変えて、以前から気になって本だけ購入していたぺるけさん(木村哲さん)設計のオペアンプを使用したバランス型ヘッドホンアンプに挑戦しました。 とはいえ、家にあるヘッドホンはHP-RX-900というヘッドホンのみ。 著書やHPで紹介されているようなヘッドホンは所持していないし、そんな高級ヘッドホンで失敗したらしばらく立ち直れないので、手持ちのヘッドホンをバランス化してみる。 このHP-RX-900は、初めて購入したヘッドホンだったが、なんかボワボワした音しか出ないし重たいので放置されていた物です。 (最初の印象があんまり良くなかったので、ヘッドホンは以降買っていません。) 早速、中を開けてみました。 (ネットにはRX900のバランス化の事例は載っていないのですが、他のヘッドホンと大差ないだろうと気楽にやってます。) 画像の端子に仮に番号を振ると、上から1.2.3.4.5.6とする。 (ロットやヘッドホンによってつなぎ方はそれぞれあると思いますので、テスター等で調べてから作業してください。) 1.6はRCHでパターンで繋がっている。 2.3はLCH、4.5はGNDでそれぞれパターンで繋がっている。 (4を空けて5で2本繋いでいる理由はよく分からないが、導通を見たら繋がっていました。) 念のため、テスターを当ててみると・・。 ジャックのL.R.GNDそれぞれと1~6までの導通を確認したら全部繋がってました。 何なんだろうか一体?初めての現象です。 今までは全てミックスした音をヘッドホンから聴いていたからボワボワ音しか聞こえなかったのだろうか? ともあれ、試しに1.2.5のはんだを溶かしケーブルを外します。 (このケーブルは使いません。) ケーブルを取り外したのち、確認でもう一度導通をみてみました。 すると今度はそれぞれ(L.R.GND)混ざることなくきっちり出ました。 と言うことは、基板の不良かはんだ不良で全て繋がっていたのだろうか? 新しいケーブルはシールド付4芯ケーブル(φ4)です。 外径は5ミリ程度までならいけそうですが、売ってなかったので4ミリです。 全部繋ぐとこんな感じ。 バランス化にあたって、L.R.GNDからL+.L-.R+.R-.GNDとなるので対応した箇所に半田付けします。 R-だけ基板を使わず直接線同士を半田付けします。 実際に半田付けするのは4本のみで、GNDにあたるシールド部は使わないので短く切っておきます。 これで元通り蓋を閉めればヘッドホン側の配線は完了です。 今回コネクタ側はキャノン5PINを使ったので、5PINから3.5ミリジャックの変換アダプターを作れば普通のヘッドホンとしても利用出来ます。 ぺるけさんのHPにも詳しく説明が載っていますし、ヘッドホンのバランス化の記事はかなりたくさんHITします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.04.14 20:39:28
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