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さて、昨日の青空演奏会を終えて、アパートでシャワーを浴びて、 K夫妻宅にて夕食をいただくと、その足でバスターミナルへ、、。 松葉杖1本とビデオカメラを持ち、真夜中の12時30分発Salto行きの夜行バスに乗り込んだ。 モンテビデオから北へ500km離れたArapeyという温泉で有名なところで、 初めての合唱祭が開かれるのだ。 昨年私がウルグアイにやってきて、 職場の仲間に子供たちへ音楽教育で、歌う事の大切さを伝えてきた。 今年は、その手始めとして、ウルグアイを5地区に分けて、合唱祭を行うことになったのだ。 旅費などの経費の事が一番問題だったが、 経費の援助は行えない。 この活動がずっと続いて行くためには、 ウルグアイの人で行われなければならないのだ。 今日は、その記念すべき第一回目の演奏会が開かれる日である。 私の足の事など言ってはいられない。 夜行バスに乗り込むと、 松葉杖の私を見つけた車掌が、 私を隣が空いている席に変えてくれた。 おかげで、6時間の道のりを、足をゆったりと休める事が出来た。 朝6時30分Salto着。 バスターミナルで2時間30分待った後、 9時にSaltoの合唱団のバスに乗せてもらい、目的地Arapeyへ向かう。 Saltoの子供たちとはもう顔なじみなので、 みんなが声をかけてきた。 さて到着後昼食まで少し時間があるので、 S女史たちと温泉へ、、、、、。 しまったことに、水着を持ってこなかった。 足が悪かったこともあり、持ってもなかったのだ。 ウルグアイは温泉と言っても温泉プールである。 男女に分かれているわけでもなく、 裸で入るわけでもない。 みんな水着で浸かるといったもの。 しかたがないので、肉離れした方の足だけ、温泉に浸けた。 今日も快晴。 温泉に足を浸けて、太陽をあびていると、このままずっとと思ってしまう。 平日だが、親子連れも結構いた。 キャンピングカーが結構泊まっていた。 冬場は絶好の観光地で多くの観光客がキャンピングカーでやってくる。 さて、小一時間いただろうか、 すっかりいい気持ちになって、昼食をいただく。 ひなたぼっこをさせてもらって、 さあ、いよいよ合唱祭の開始である。 200名くらい入るテアトロを借りての合唱祭。 参加は3つの県のCoro de departamento. 訳すと県小学生合唱団。 残念ながらArtigas県の合唱団は参加出来なかった。 1団体4~5曲の演奏。 中には合唱だけでなく、リコーダーの演奏もあった。 しかも、「夕焼け小焼け」も演奏されたのだ。 これは私をびっくりさせるためだったようだ。 さて、合唱祭の最後は子供たち全員による合唱なのだが、 なんと、私が作った「Vamos unir las manos」(さあみんなで手をつなごう)を歌うというのだ。 この歌は、最初が日本語で途中からスペイン語になる。 最初の日本語は私の独唱となった。 なんと歌う途中、感激のあまり私は歌詞を忘れてしまうというハプニングもあったが、 子供たちの澄んだ瞳と歌声が会場一杯に響き、 最後はみんなで手をつないで終了。 私に感謝のプレゼントのセレモニーまであり、 思わず目頭が熱くなってしまった。 大成功のうちにこの合唱祭が終わった。 どの合唱団の演奏もすばらしかった。 子供たちにとってどれほど励みになっただろうか。 この演奏会、きっとこれからも続いてくれることを祈っている。 さて、みんなから泊まって温泉に入ってゆっくりしていけばと言われたが、 そうもしていられない。 明日はモンテビデオでまた行事がまっている。 Paysanduの子供たちのバスにSaltoまで乗せてもらった。 Saltoからモンテビデオまでのバスの手配までしてもらった。 さて、バスは夜中の24時発。 同じくカスタネットの名手のカルロス氏も一緒だったが、 彼はRio Negro迄なので、朝の6時発のバス。 私が4時間待ち、彼は10時間待ち、、、。 さすがにこちらの人。 待つことには慣れているらしい、、、。 24時に私を見送ってくれたが、、、、。 帰りのバスも私のために、となりの座席を空けてくれていた。 疲れからか、バスの心地よい揺れからか、いつの間にか眠りについていた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/09/29 02:46:39 PM
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