カテゴリ:Webマーケティングいろいろ
先日、とある広告代理店にブログの営業を行ったときに
ネックとなったのが、ブログは売上アップに貢献するかでした。 その広告代理店は、マーケティングに強く、 売上アップに貢献することでクライアントとの深い絆を作り、 成果を上げているとのことです。 その時は、弊社の問い合わせや見込み客の状況、 松坂屋の事例などの説明を行うことでその回答にして、 とりあえず納得してもらいました。 その他、日産や味の素などの事例も合わせて紹介し、 売上効果だけでないということも示しておきました。 しかしながら、どうも、 これをやったら、どう売上に結びつくのかという、 結果をいきなり求める言い方には、 納得できないものを感じるのです。 マーケティング会社や広告代理店が、 売上に結びつくプランをクライアントに提案するのは、 ある意味当たり前なのですが、 マーケティング担当が最初に言う言葉として「売上」なのは、 以前から、すごく違和感があったのを、 今回の打ち合わせで改めて感じてしまったのです。 あとになって、それを考えてみました。 要は、企業は顧客に対して何らかの価値を提供することで、 その対価としてお金をいただくのであって、 お金をもらうために、価値を提供するのではないという、 視点が欠如しているのです。 マーケティング会社や広告代理店なら、 めざすべきは、企業や商品の価値を上げることであり、 その結果として売上のアップという考え方をするべきなのです。 ブログの話に戻すと、 ブログを活用することで、 企業や商品の価値を高めるためにはどうするか を考えることになります。 価値を高めるのと売上アップを求めることでは、 目指すべき方向や求める結果は、変わらないのですが、 考え方としては、大きな違いを感じます。 マーケッターは、そのようなことはわかっていて、 わざと売上から入るという方もいらっしゃいますので、 自分でよいほうに考えればいい問題なのかもしれません。 しかしながら、自分の中では常に、 企業や商品の価値を高めることを、 最優先で考えることの重要性を実感した次第です。 ********************************** 有限会社リレーションメイク 羽切 徳行 メールマガジン「ビジネスで使うBlog・CMS」の登録 ブログマーケティング・トラックバックセンター ビジネスで使えるWeb愛サービス パーソナルマーケティング・セルフブランディング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004.10.21 07:45:05
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