カテゴリ:企画書・提案書作成代行
さまざまな数字を集め、並べて、
それから、いろいろな見方から数字を並び替え 有意な点を見つけ出すという作業は、私の得意技だと思う。 立て続けに、そんな仕事をしていると、 自分では、それほどその点をアピールしているとは思っていないのに、 自分のことをきちんと見ている人は たくさんいるということなのかと思ってしまう。 それも、その数字、データは、 Webのログ、オンラインショップの販売データ、 量販店の週ごと販売データという、 数字の種類も、活用方法も違った場所である。 つまり、Webサイト運営、ショッピングサイト運営、 プロモーションにおける流通対策という、 私の仕事内容も違うということである。 リサーチ会社は、調査の企画と実施はできるが、 そのデータの実践的な活用方法を考えることが苦手で、 プロモーション会社は、アイデア出しは得意だが、 説得力を高めるようなデータのまとめ方は苦手というわけだ。 この手の数字は、客観的に見えるが、 実は、とても主観的なものである。 例えば、年齢別に数字を集計してみる。 それを、1960年代、1970年代生まれという 10年きざみで集計してもよいし、 1961~1965年、1966年~1970年生まれという 5年きざみで集計してもいい。 また、昭和、平成という年号でくぎることもできるし、 年齢別でもいい。 ここまで、やってみると、 この年代の切り方によって、 驚くほど結果が異なることがよくある。 調査データとして、 いかに有意なコトを見つけることができるかが、 この区分の仕方のポイントである。 わかりやすい年齢で説明してみたが、 個人の属性や嗜好などに関するリサーチ項目がからむと、 調査の設計段階から、 さらに意図的に、区分、分類を行う必要がでてくる。 リサーチは、一見かなり客観的に見える。 しかし、プロにかかると、 かなり意図的なものがあったりするのである。 ただ、プロは、数字やデータを改ざんすることはない。 どのように加工してとしても、 元の数字は、まったく正しい数字なのである。 ********************************** 有限会社リレーションメイク 羽切 徳行 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.04.18 19:44:29
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