テーマ:今も心に残っている歌(674)
カテゴリ:砧撲彩
太田裕美は昭和30年1月20日生まれなので いわゆる同学年になるわけです 1974年のデビューいらい 長期にわたって活動しているので 楽曲の数も膨大なものになります まず 1975年2月1日に発売された 1st.アルバム まごころ の B面4曲目に収録されていた ぬくもり デビューが1974年11月1日ですから 3か月後に最初のアルバム というのは 早いようにも思えますが当時は結構ありました <過去の記事> 太田裕美の1stアルバム まごころ の B面の4曲目に収録されていた曲で イ短調のAメロとイ長調のサビを2回くりかえす単純な構成 イ短調の簡素なイントロに続いてとびっきい可愛い声で始まります。 ♪シグナルが青に変わるとき はじめてつないだ手なの ほほが切れるほど寒い風 手のひらだけが熱い わ 最後の わ のところで 同主調のイ長調に転調するんですが ここは驚くほど鮮やかな印象を与えます (今じゃこんな転調あまりない) ♪おしゃれなウィンドウ 二人の影が映るのよ あなたにそっともたれていくの 風が走る街はとても寒いか ら 最後の ら で再びイ短調に戻ってAメロ そしてイ長調に戻ってサビ という構成なんですが いずれもややフライング気味に転調しているのが効果的なのかも そして2回目のサビでは短調に戻らず半音上の変ロ長調に転調して 1回目のサビの歌詞を繰り返しこの曲は変ロ長調で終わり 次の 白い季節 が ニ短調で始まるわけです アルバムの最後は A面の1曲目の 雨だれ が同じホ短調で アレンジを変えて入っていて ここではボーカル入りの室内楽のようで 情熱的でいてあくまでも格調高くしめくくっています。 <過去の記事> 太田裕美の4枚目のアルバム 手作りの画集 の A面の2曲目に収録されていた曲です。 表記がひらがななのは 別れ と (気持ちを)わかれ を かけているのだろ思います。 木綿のハンカチーフ と同じように 男女の会話形式で曲が進行していきます。 松本隆らしい文学的香りの強い歌詞です。 太田裕美の5枚目のアルバム 12ページの詩集 に収録されていた名曲 やはり松本隆の詩のは文学的香りがあります
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最終更新日
2021年12月03日 10時02分59秒
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