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カテゴリ:旅やおでかけ、お土産あれこれ。
■11月はじめに、武蔵小金井(吉祥寺とか三鷹の少し先ですね)にある『江戸東京たてもの園』に行ってきました。両国にある『江戸東京博物館』の分館で、江戸時代後期から昭和初期くらいの建築物が保存・展示されている屋外博物館です。 * 愛知県にある『明治村』をもっと庶民的にした感じ・・・かも ? (明治村にはまだ行ったことがないのですが、なんとなくイメージで(笑))小金井公園の中に位置しているので家族連れもいっぱい。
■訪れた日は暑くもなく寒くもない、カラッとした秋晴れの日。「いつかそのうち・・・」と思いつつ延び延びになっていましたが、たまたま思い立った日がとても良いお天気で、しかも普段は開放していない建物の2階や3階にも入ることができる1年に1回のスペシャルな日ということでラッキーでした♪ 古い建築物好きな私としては楽しくて大興奮で、次から次に建物の中の階段を上ったり降りたり。一緒に行ったお友達は相当疲れたことでしょう・・・。 * 最後の方は足を引きずって歩いてましたから(笑)。ひとつひとつの建物の中にはボランティアのガイドさんが常駐していて、きちんと説明してくださるのも有り難いです。とっても嬉しそうに楽しそうに話される姿が微笑ましく。 ■下町ゾーンにあるのはおもに神田などの下町から移築されてきた商店兼民家のたてもの。1階がお店で2階・3階が住まいという建物もいくつかあり、「昔でも3階建ての民家なんてあったんだなあ」と意外な発見。しかし、せまい敷地の中に建てられているため階段がすごい。ほとんど直角 ! みたいな階段の家が多く(階段というよりはもう梯子ですね・・・)、実際に生活されていた方はさぞや大変だったことでしょう。 「武居三省堂」という文具店には地下室もあり、昔その地下室は作業場だったとか。入り口を入ってすぐの、商品が並んでいる机(カウンター)の下に実は地下室への入り口があり、まるで秘密基地のよう。ギックリ腰になりそうな(笑)せまい入り口。そして降りていってみると、天井が低く腰をかがめないと歩けない ! かなり圧迫感がありました。 下町ゾーンのいちばん奥には『千と千尋の神隠し』の湯屋のモデルになった「子宝湯」が。タイル絵とか壁にかけられた広告がいかにも下町な感じ。湯舟の中にも入れちゃいます。実際に使用していたというのれんもかわいい。 ■下町ゾーンと打って変わって、山の手エリアは世田谷や品川、田園調布などの広々としたおしゃれな住居がいっぱい。大正時代とは思えないような、システムキッチンらしきものがある洋館とか、前川國男邸の応接間もすごく素敵でした。このあたりの家は階段も広々。普通に昇り降りできます(笑)。今回時間がなくなってしまい利用できなかったけれど、高橋是清邸の茶房で庭を眺めながらのお茶もしてみたい ! ■広大な敷地で建築物も20棟以上あるのでじっくり見て回ると相当時間がかかりますが、のんびりゆったり散策できるテーマパークなのでおすすめです。東京都が運営しているので入場料金も安いし、たこ焼きとか焼きそばとか水団(すいとん)とか(笑)、ちょっとした屋台もあり、やはりお値段抑え目でした。 昭和初期の写真館では第3土曜日(だったかな ? )にレトロチックな記念写真を撮ってくれるサービス(有料)もあるらしいので、ご家族で記念撮影なんていうのも面白いかも。飾ってあった写真はホントにレトロチックで面白かったー(笑)。都心から遠くないし、穴場のテーマパークだと思います☆ * 江戸東京たてもの園のサイトはこちら↓ http://tatemonoen.jp/ ★ちなみに「たてもの園」のキャラクター「えどまる」は ジブリの宮崎駿監督デザインだそうですよー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.11.21 01:17:21
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