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カテゴリ:韓国の日常
パン工場で働きはじめてちょっとすぎたけど、やっぱり仕事の進め方に民族的な差があるのかと思った。
チーズシフォンカップケーキという商品がある。小さなカップケーキが6つプラスチックのケースに入って売られている。 プラスチックのケースに入れる作業は手作業。 それをまさに人海戦術的な方法で入れていくんだよね。 ベルトコンベアからころころと転がり落ちてくるカップケーキたち。 それに人が群がるようにして、カップケーキをプラスチックケースに入れていく。 プラスチックケースはカップケーキのラインに振りまかれていてそれをむんずとつかんで一心不乱にケーキを詰めていく。 日本人だったら、プラスチックケースを整然と並べ、その向かいにカップケーキが並んでいて 一人目は一列をつめる二人目は2列目を3人目は3列目を4人目はケースを積み重ね、 5人目で包装をする機械に流すという風に流れ作業でするんじゃないかな。。。。 でも、こちらのやり方は違う。一人が自分のケースに一心不乱にケーキを入れまくる。 出てくるケーキの量が多くて、日本みたいに流れ作業ができないかな。 そういう面では私も日本人なんだなって思う。 どっちがいいとか悪いとかじゃなくて、それは民族性の違いだからね。 効率性を考えると、日本のやり方のほうがいいような気がするけど、 日本人みたいな几帳面な性格じゃないとできないだろうなと思う。 たとえば物資配給のようなとき、じっと列を作れる民族だとできることだと思うんだ。 半円のスポンジをスライスしてクリームを塗ってあるケーキを作るときには とてつもなくすばらしい流れ作業でやっているのでやればできるのでは、とも思うんだけど。 ま、今の私はなんの発言権もないのだけど。 それ相応の実力を備えてからじゃないと意見は言えないモンね。 そんなことで民族正の違いを見たという今日のお話でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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