彼女の矛盾点。
スノクの事。この間、60グラムの大福の作業をしていた時の事です。12月2日に書いた時の事ではありません。その前の作業の時でした。求肥生地の状態があんまりよろしくなくて、生地の絞り出しだけで40グラムを超えないような状態でした。60グラムの大福は最低でも求肥生地が40グラム以上なければなりません。生地で40グラムが肥えない場合は60グラムの数字を合わせるために餡を多めに絞り出して、60グラムに合わせるようにしていました。これは白虎工場長がしていた方法。それをスノクは一目見て、「餡子が多いんだけど!!」と言って餡子の量を少なくしてしまう。。。人の説明を聞きもしないで。そうすると、お餅が小さくなってしまうんだよ。小さいお餅を見せて調節しなおしたりしました。それと生地の状態が良くないときは絞り出した形がきれいにならず、穴が開いた状態になったり、ポッチがついたりすることがあるんです。ポッチが出たときは、絞り出した求肥生地をカットする装置に生地が引っ付いている場合が主な原因なので、きれいに拭き取れば済むんですけど、穴が開いてしまう場合はいろいろな原因が考えられます。一つは生地自体が締まりがない場合。もう一つは生地自体の弾力が良すぎて閉じた面が開いてきてしまう場合。 あとはお餅を出す部分のシリンダーが緩んでいる場合。 シリンダーを緩めた場合、お餅の出が良くなるのですが、穴が開きがち。 これを微妙なバランスを取りながら調節をしていくんです。 それを吟味して調節しているのにスノクが来てはパッと変えていって支障が出していくんです。 「スノク氏がいじったおかげで穴が開いたよ」と報告をしてまた調節のし直しです。 自分が上司だと言いたいんでしょう。 二つの原因が重なってポッチが出ていても穴が開いたりすることもあるんですけど、ポッチがついているから穴は出ないはずと言い張ったり。 私が言い返さずにいると、『まきオンニは気が弱い。自分が正しいと思えばチョッと言い返して来ればいいのに』と言ってきて。言い返すと『そんなに主張して!!仕事に支障が出る!!』と騒ぎだす。 ウチのシオモニよりも性質がわるい。 彼女は自分が正しいと思っているんでしょう。彼女の辞書には反省という言葉がないのかしら。。。。。と思ったりもしました。まあ、明日からまた心機一転頑張っていきます。彼女の性格は私にもあてはまる点もあります。反省材料にして活かしていかなければ。