カテゴリ:コーチング
今急速にコーチングが普及しています。
ビジネスに教育現場に、そして家庭の中にも、いろいろな場へ浸透し始めています。 その大きな理由は「答えはあなたの中にある」というコーチングの基本原則です。 この答えに対する問いは、「私は何のために生きているのか?」です。 この問い自体は今に始まったことではないでしょう。人類史上常についてまわるものです。 何故、今、日本で改めてこの問いがなされるのか? それは社会が豊かになったのも一因ですが、やはりバブルの崩壊が大きなきっかけを与えたのでしょう。 かつて家庭の中では父親の威厳は絶対のものでした。 企業戦士として社会で戦う父親は、家の中では会社の権威をそのまま体現する存在でした。 会社のために働き、たとえ倒れてしまっても、家族はそんな父親を誇りに思うことができました。 ところがバブルの崩壊は、会社は潰れその恩恵が途絶えてしまうこともあることを実例で示したのです。 会社の恩恵に疑問を抱き、そこに仕えることに疑問を抱く父親。 そこには自らの生きる意味を見失い、さ迷う父親の姿しかありません。 そしてそんな大黒柱をもつ家族もまた、生きる意味を見失ってしまうのです。 この図式はビジネスでも同じことです。 「黙って俺の言うことに従え」方式では、迷いのある部下のモチベーションをあげることができないのです。 この負の連鎖を断ち切る手段がコーチングです。 「答えはあなたの中にある」は、私流に言い換えれば 「自分の行動を決める答えはあなたが決める」です。 コーチ役の上司や親や教師は、質問を繰り返し相手に投げかけ、自分の中にある答えを自分で導き出すサポートをします。 そしてその相手は自分の目標・行動を自ら納得して選択するのです。 こうして選択した行動の結果、もし失敗したとしても、その失敗は大きな大きな糧となり、必ず次に繋がります。 そうして、自分の使命を果たす過程でもし倒れたとしても、家族は間違いなくそんなあなたを誇りに思うでしょう。 人気ブログランキング参加中です。クリックよろしくお願いいたします。 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.09.09 23:15:11
コメント(0) | コメントを書く
[コーチング] カテゴリの最新記事
|
|