カテゴリ:妊娠・出産inスウェーデン
私の妊婦検診の担当助産師さんは、超ベテラン。
1月に新しく市内に出来たばかりのオフィスの責任者でもある。 彼女は5年間、産院で勤務し、今は検診センターで主にマネージメントと検診を担当している。 先週の検診で、バース・プランを書きましょうと言われた。 陣痛が来て産院に行くと、スタッフとゆっくり話をする時間もとれないから一覧表にしていおくといいでしょう、とのこと。 私の場合言葉のハンデもあるし、これはいい案だ。 どんなことを書くのか? 1.「へその緒」 スウェーデンではへその緒を保管する習慣は無いので、必要な場合はきちんと伝えておかなくてはならない。 ちゃんとその旨を伝えておくと、少し長く残しておいてくれる。 2.ペイン・キラー 笑気ガスは使わない。 エピデュアルはできれば使いたい。 余裕があれば、お風呂に使ってリラックスしたい。 3.会陰切開 実はこれが一番気になっていたこと。 一人目産後、あれほどの痛みがあるとは思いもしなかった。 後になっていろいろ調べてみたら、必ずしも必要とは思えない措置。 二人目のときは検診のたびに産科医の先生に「切らないで!」とお願いしていたため、 ぎりぎりまで待ってもらった。 そして切るときも最小にしてくれて、産後の痛みは1人目ほどではなかった。 スウェーデンではどうなのか、と思い聞いてみると、なんと、ほとんどしないとこのこと。 私の担当の助産婦さんは5年間で数百人の出産に立ち会ったが、切開をしたのは10人もいたかどうか。 よほどのことが無い限り、まず切らないそうだ。 なら、これはもう何も書く必要はなさそうだ。 傷について「誰が縫うのか?」と聞いたら、「少しの傷なら助産師かナース、大きく裂けたらドクターだけど、通常ドクターは出産には立ち会わない。助産師とナースだけよ。」とのこと。 うーん、びっくり! これならベビーブームでも産科医不足に悩まされることはなさそう。 日本の産科医不足問題も、助産師とナース活用でなんとかならんもんかな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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