カテゴリ:由来や歴史
日本における、緊急通報用電話番号は「警察の110番」と「消防の119番」ですよね。
110番は正式名称「警察通報用電話」。110番や1110番というようにバラバラだったが、1954年(昭和29年)7月1日の新警察法施行をもって110番に統一されたそうです。それまでは県によってバラバラだたのだ。これにはびっくり!! お隣の韓国では警察112番、消防 & 救急 119 番である。写真は韓国のこれまた解り易いビックリ消防署です。 ●消防緊急通報用電話番号は世界共通ではありません。アメリカでは「911番」(警察と共通で、指令センターの受信係は内容を聴いて法執行機関に伝えるか消防に伝えるかを判断する)、オーストラリアでは消防「000番」、インドでは消防「100番」である。ちなみに中国、台湾、韓国では日本と同じのようです。 ●それでは119番はどうしてつけられたのでしょうか? もともと緊急時に使用するためのものなので「覚えやすい」「間違いにくい」ということを考えて決められたものなので、当たり前と言えば当たり前だが。では、何故111とか999にしなかったのだろう。昔はダイヤル式の電話だったのでダイヤルを回す距離が1番短い1を多くしかつ、誤りを防ぐためにダイヤルを回す距離が1番長い0や9を使うことにしたというのである。 ●実は、火災報知の電話サービスが、大正15年に導入された時の番号は112番。緊急時なので、ダイヤルを回す距離が短い方がいいだろうと112番にしたところ、これが意外とかけ間違いが多かったのだそうだ。それで、翌年の昭和2年にダイヤルを回す距離が長く、かつ使われていなかった地域番号9を入れ119番にしたという。 ●そしてもう一つ、3ケタの電話番号で知っておきたいのが171。災害用伝言ダイヤルである。 災害用伝言ダイヤルは、災害時の電話がかかりにくい状態でも、家族間の安否確認や集合場所の連絡などに利用できる。被災地へ電話がつながりにくい状況になった場合にのみサービスが提供されるが、毎月1日と防災週間の時には、実際に体験することが可能。電話番号のゴロあわせは「忘れてイナイ(171)?」だそうだ。ちなみによく似た天気予報は「いい天気になれなれ(177)」で、時報は「ピッピッとなる(117)」だそうだ。 【緊急災害グッズ ご家庭の必須アイテム防災セット 『7 アイテム』 【エマージェンシーボトルセット】+手動充電・携帯電話チャージャークロック 【防災用品/避難用品】【防災用品/避難用品】【防災】【防災グッズ】【持ち出し袋】【防災セット】非常持出袋セットサバイバルGセット お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009/11/19 05:26:32 PM
[由来や歴史] カテゴリの最新記事
|
|