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ある日突然、裁判所から紹介書が届いた相談者。 この方に心当たりはありませんかという書面に書かれた名前は失踪宣告をした弟らしい人物です。写真付ではあっても18年も合っていないのでわからないそう。失踪宣告によって死亡したとみなされ、親の相続手続も終わっているそうです。 失踪宣告された人物が見つかり、問い合わせする書面を初めて見ました。 警察沙汰?犯罪?裁判?借金?病気?行き倒れ?死亡?ありとあらゆる可能性を(悪い事ばかり)考え、回答したら、身元引受人としてそのすべてを背負わなくてはならないのか不安になったそうです。 先日ひょっこりそろって事務所を訪れてくれました。失踪宣告の取り消しをしようとしたのは厚生年金を受け取るためだったそうです。取り越し苦労でした。 失踪していた期間は働き、税金も納めていたそうです。 それにしても、戸籍も住民票も無くても年金や税金はちゃんと徴収されるモンなんですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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