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カテゴリ:自然と季節
いつも椛の紅葉や桜の花見時に同行してくれる、友達が「いつか八瀬の瑠璃光院へ行こう」と言っていた、その瑠璃光院へやっと念願叶って今週実現出来た!お奨めだけあって座敷から眺める庭の景色、複数の茶室の趣きなど、見応えがあって良かった。
瑠璃光院のHPによると八瀬は、壬申の乱で背中に矢傷を負ったという、大海人皇子(天武天皇)が、「八瀬の釜風呂」で傷を癒したことにより、(矢背と記されている)平安貴族や武士たちに「やすらぎ」の郷として愛されて来たらしい。 平安貴族に保養所として愛された瑠璃光院は、叡山鉄道の八瀬比叡山口駅より高野川沿いに徒歩5分程のところに位置する。その門構えは決して派手でも華やかでもなく、地味な感じなのだが、玄関から中に進むほどに、色取り取りの自然の木々と建物がかもし出す上品なたたずまいが現われてくる。 瑠璃光院の庭の風景は一階、二階両方の座敷から眺める事が出来る。苔蒸した庭の一部は二階部分から一階の池の部分まで斜面になってなだらかになっていて、その庭に突き出た形状が龍の頭に似ていることから、瑠璃光院は龍に守られているのです・・とお坊さんが語っていた。 座敷から眺める庭の風景はさながら絵巻物のような美しさである。 年に2回だけ公開されているので、春は春でまた違った趣きがあることだろう。 朝も11時を回り拝観の人が増え始めたタイミングで、わたし達は、瑠璃光院の庭の美しさの余韻を残しながら、次の目的地へ移動するために八瀬を後にした。 続きの北野天満宮はまた・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年12月04日 20時22分27秒
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