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カテゴリ:自然と季節
北野天満宮は、(全国の天神さんと同様に)菅原道真を祭った学問の神様として知られている。わたし達は出町柳から最寄の京都市バスで北野天満宮前で下車して訪れた。
境内には丁寧に手入れされた梅園がある。その梅園手前で、600円の拝観料を収めると御茶とお茶菓子のサービスを受ける券を渡して貰える。それは、12月12日までの期間限定の「もみじ苑」の公開のイベントのようだ。 「豊臣秀吉が土塁として築いた御土居一帯にはイロハモミジなど約250本の自然林が広がる。御土居にはかつて紙漉き場であった紙屋川が流れており、赤や黄に見事に染まった木々が水面に映え、錦秋の世界へ誘う。」 (京都新聞 観光・社寺≫京都・滋賀の紅葉情報 2010≫紅葉の名所案内 2010 より) 朱色の欄干のさながら舞台からの紅葉の展望は、まるで何処かの森であるかのスケールで、その彩りの美しさは目を見張るばかりで、圧巻であった。 時間も忘れ、その紙屋川の両側を結ぶ朱色の太鼓橋から二周ほどして錦秋の紅葉を堪能した後、最初通ってきた梅園に戻り、今度は振舞われた暖かいほうじ茶と、山椒と白味噌の入った餡を包んだ和菓子でしばしの休息を取り、朝早くからの紅葉小旅行の1日の最後の癒しとなった。本来その休息を取った御茶処は梅園の真前で、梅が花盛りの時期はさぞかし美しいことだろうと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年12月05日 09時38分04秒
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