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2005.02.28
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カテゴリ:政治?
突然ですが、今日は政治的な話です。

どうも現内閣は何かとロクな事をしないですよね。
昔の内閣の方が何もしないだけマシだったような気がしてます。

さて、直接のこの話とは繋がらないのですが、憲法、法律をテキトーに解釈する
政府に常日頃から非常に疑問を持っていまして、ちょっと日本国憲法を
抜粋し、気になる所をコメントしてみました。

今日は触ると火傷をするかもしれない大変危険な第九条関係に触れます。

先に申し上げますが、インチキするくらいなら改憲しろと
言うのが私のスタンスです。

>第九条
>1.日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、
>  武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
>2.前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力はこれを保持しない。
>  国の交戦権はこれを認めない。

 やっぱりどう見ても自衛隊は憲法違反ですね。

「陸海空軍その他の戦力」と言う所にきっちり自衛隊は含まれますね。

 海上保安庁ですら微妙に疑わしく感じます。 

 私は自衛隊廃止論者ではないのですが、やっぱり憲法や法律の抜け道を衝くような
 小細工はいけません。

 現実に即した形で、政府が小細工出来ないような条文にすべきですよね。

 どう考えても「先制攻撃」が出来ない条文にするとか、アメリカのお伴で戦地に
 自衛隊を派遣したり出来ないようにすべきですね。
 もちろんPKOやPKFについてもどこまでが許されるかをきっちり明記する。

 また「国土の防衛は許す」事にし、どこからどこまでが防衛かはっきりさせるべきと思います。

 いまのテキトーな憲法解釈だと、例えば北朝鮮の将軍様が狂って南進した場合に、
「戦争では無い」「韓国を助ける支援行為だ」「安全な所に派遣する」とか訳のわからん理屈で
 自衛隊を派遣しかねないですね。

 内閣法制局等がテキトーに解釈出来ないようにきちっとした条文にすべきですね。

 違憲状態を放置するのではなく、憲法によって正しく自衛隊の活動を制限するのが
 理想的でしょうね。

>第十五条
>1.公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である。
>2.すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない。
>3.公務員の選挙については、成年者による普通選挙を保障する。
>4.すべて選挙における投票の秘密はこれを侵してはならない。選挙人はその選択に関し公的にも私的にも責任を問はれない。

>2.すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない。
 良い言葉ですね。でもそう考えている方は全体の何%いるんでしょうね?

 なんで奉仕者に頭を下げないといけないんだ?

>第十八条
>何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。又、犯罪に因る処罰の場合を除いては、その意に反する苦役に服させられない。

 この十八条に関連してですが、日本は「徴兵制」がの導入が出来ないそうです。
 憲法9条や職業選択の自由以前の問題で、「自衛隊」は、

「奴隷的拘束」、「苦役」に該当するから駄目だそうです。

 自衛官の皆様は「奴隷的拘束」や「苦役」を常日頃から自ら進んで受けていると言うのが政府の見解です。

 さて、私は「徴兵制」はもちろん反対ですが、「徴兵制」に似た話で、
「これはもしかしたら良いんじゃない?」と言う制度をちょっと紹介します(どこかの本か何かで読んだ話です)


・大学や高校卒業見込み者は卒業と同時に「公務員」となる。
・対象職種は「警察」や「消防」「その他の一般行政機関」、あるいは「福祉関係」。
(これに自衛隊を加えるのは微妙な問題)
・労働義務機関は2年から3年。

 将来的に少子化を考えると非常に良い事かもしれません。

・若年層で働く気が無くて働いていない方を強制的に働かせることが出来る。
・公務員経験者が増えることにより、民間から見た「公務員像」が変わる?
 あるいは「公務員の意識」が変わる? 様な気がします。

 なんか穴があるかもしれませんが、これはなかなか良い制度だと私は思いますね。

 憲法の職業選択の自由に関する条項に思いっきり抵触するんですが、若い方はどう感じるでしょうね。





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Last updated  2005.02.28 01:12:35
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