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テーマ:小学生ママの日記(28707)
カテゴリ:勉強に役立つ高学年の本
歴史対策にも良さそうと思い購入。
娘ちゃんの感想では、知らなかった話が多くてやばい日本史より面白い、そうです。 私が読んでみて良いと思ったのは室町時代の人物がよく紹介されているところ。 後醍醐天皇とか後村上天皇とか南朝だの北朝だのと出てくるけれど、 それぞれのキャラクターがよくわからないからか、 いまひとつイメージがわかずにいました。 この本では高師直が超女好き、 阿野廉子が後醍醐天皇を惑わした悪女 というふうに脇役が紹介されていますが、 それを通じて少し室町時代の成立の時代に想像が沸きました。 日野富子は評価されてる↓ この本によると、足利尊氏は、江戸時代まで天皇に逆らったから悪人とみなされていたそうです。 明治時代にも、「尊氏は自分の欲望のために後醍醐天皇を利用した挙句、裏切って政権を奪った悪人」 と教科書に記され、 昭和初期には、尊氏を褒めた政治家が辞職に追い込まれると言う事件も起こったとか。 人物の評価とは、政治の思惑で変わるものだ。 それが、この本が伝えたかったメッセージのようです。最近明智光秀とかも再評価されてますものね。
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Last updated
December 5, 2020 10:39:57 AM
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