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アメリカ、元キルギス共和国大統領クルマンベク・バキエフ氏の息子マキシム氏の身柄引き渡しを要請~マキシム・バキエフ氏はロンドンで逮捕 *マキシム氏はバキエフ氏前妻タチヤーナさんとの間の子供:写真はキルギスタン・オリンピック委員会の職務を勤めていたときのバキエフ氏 レンタニュース アメリカはキルギス共和国のアメリカ大使館を通じ、UKに対し、元キルギス共和国大統領の息子マキシム・バキエフ氏の身柄引き渡しを要求したと発表しました。 「アメリカ政府は連邦裁判所の法廷でバキエフ氏を裁くためにイギリス政府に対し身柄の引渡しを要請した」と公式声明が発表されました。 マキシム・バキエフ氏は証券詐欺と司法妨害のかどで訴追をされることになります。 キルギスタンも、マキシム氏は数件の罪で訴追を受けていますが、キルギスタンとイギリス政府の間では現在身柄引き渡し条件をめぐる合意に達しておらず、その間にアメリカへの引渡しの可能性が出てきました。 マキシム・バキエフ氏は10月12日にキルギスタンとアメリカからの訴追を元に逮捕されました。 タス通信によると、バキエフ氏は自ら警察に出頭したとされています。 アメリカ連邦裁判所の訴追の中には、アメリカ空軍がキルギスタンのマナスに基地を借りていた時期に燃料供給をめぐり不正を働いたことが含まれています。 キルギスタンではマキシム氏は、国家開発・資本投資・技術革新を扱う機関のトップとして政治にかかわっており、職権乱用、信用詐欺といった金融詐欺で訴追を受けています。2010年5月、政権が変わり、新たなキルギスタン政府は国際警察に対しバキエフ氏の指名手配・捜査を依頼しました。 キルギスタン政府はまた、元大統領のクルマンベク・バキエフ氏に対しても、ビシュケクで2010年4月6~7日に起こったキルギス騒乱で市民の殺戮に関与した事実を隠蔽したとして訴追を起こしています。 バキエフ支持派と警察官、政府鑑定の治安警備隊が衝突し80人以上が死亡、数百人のけが人が出ています。 クルマンベク・バキエフ氏はベラルーシに亡命。キルギスタン政府の再度の要請にもかかわらず、ベラルーシは身柄の引渡しを拒否しています。 ************ 考えてみるとバキエフ氏はまだわずか34歳。父のバキエフ氏は再婚し《第3夫人とも言われています》小学校に通う娘と妻と共にベラルーシで悠々自適。 追い詰められたと考えたのでしょうか? 30歳を過ぎるともう相当な悪人も要ればかなり人生で偉業を達成した人も出てくる年齢です。 それにしても生まれたときはみなまっさらな赤ちゃんなのに時という試練は過酷です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
October 15, 2012 04:35:50 AM
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