長期化するロシアとウクライナの戦争〜ロシア市民は一切『戦争』の事実を知らされず〜ハリコフでは市長を刑務所へ！怒りの市民抗議

December 25, 2014

長期化するロシアとウクライナの戦争〜ロシア市民は一切『戦争』の事実を知らされず〜ハリコフでは市長を刑務所へ！怒りの市民抗議

長期化するロシアとウクライナの戦争〜ロシア市民は一切『戦争』の事実を知らされず〜ハリコフでは市長を刑務所へ！怒りの市民抗議

このクリップは 24日のハリコフ市市庁舎前に詰めかけた抗議集会の市民らの模様。市民らは市長のケルネス氏が刑務所に行くことを要求しています。
ケルネス氏はロシア寄りで、ハリコフの平和広場にあったレーニン像が市民によって倒されたときに、「必ず元に戻す」と公言していました。
大資産家で、ユダヤ人ということで、資産は全てイスラエルにあり、ハイファの高級住宅地に大邸宅を構えていると言われています。
息子たちはイギリスに留学、2度目の妻は最新モードを見にまとってソーシャルネットワークでその出で立ちを発信しています。

妻のオクサナさん

さて、今回の講義で怒った市民は、一人の国会議員を見つけゴミ箱に投げ入れるというウクライナ式『粛清』を行っています。
ウクライナ市民にとって警官、判事、弁護士、国会議員、政治家前晩は汚職の象徴、一生懸命働かずして口約束だけで大金を市民からもぎ取る、あるいは巻き上げる、また袖の下なしでは何もしない、というわけです。

さて、こちらはロシア、物々しく治安隊が銃を持って「文化センター」という建物を警備しているのですが、実はプーチン大統領の愛人、カバエヴァさんがコーヒーを飲みに立ち寄ったということで護衛しているのだそうです。
なぜこんなに厳重に護衛が？もちろん、プーチン氏に対する怒りが市民に充満してきたことをプーチン氏とその近親者は良く承知だからです。

カバエヴァさんの若かりし日の写真、現在は貫禄がかなりあります。

さて、こちらはロシアのＡTM現金引き出し機です。
『働いてません。あなたにも働くことをお勧めしません。』と張り紙。

もしもロシア国民が完全に怒り行動に出たら、キエフのマイダン革命の100倍も恐ろしいことになる、というのがウクライナの友人の見方です。
そうなった時にロシア軍は誰に味方し、次なるリーダーの器を持った人が果たして登場できるのか？という問題になります。

このクリップはロシアのエリート軍人たちのずっこけた場面を集めたものです。