|
先週の土曜日、強引に有給休暇を使い娘のバイオリン発表会に行った。(ちなみに朝から雪がしんしんと降っていたから外来患者も少ないだろうから休みを取った事への後ろめたさが減っていたのだが、実際は積雪にもめげず外来に120人来たとあとで食事会で聞いた。食事会で女医曰く、「女性は平凡なのが嫌なのよ。だから積雪の中通院するというその非日常なシーンが嬉しくてヒロインになりきりたいのが女性なのよ」と酔った勢いで喋っていたが、我々男性はそういうものなのかと納得出来たようで出来なかったようで酔っていて話が終わった。話がそれたが、娘のバイオリン発表会は1年ぶりだが、わが娘の進歩はいかに。最近買ったデジタルビデオカメラで娘の勇姿を撮影した。親ばかを差し引いても1年でずいぶん上達したものだ。でも演奏のあとで、他の親のように「ブラボー」などとは言えず、バイオリンにど素人の僕は「あそこがいまいちだね」とまたダメだしをしてしまい、家内から怒られた。慌てて「でも上手になったな」とフォローいれ娘のご機嫌取り。ああやっぱりダメ親父。反省。
もう一つ嬉しかったのは、娘の学校の友達があの雪の中演奏を聴きに来てくれた事。日頃見えない学校の様子が、このことでちょっぴり安心。 有給休暇取ったものの代わりの当直医はいない為、一人先に会場を後にした。 でも僕の心の中は温かった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[子持ち産科医の想いとだめ親父日記 by hide] カテゴリの最新記事
あはは!お父さんってそんなものですよ。
私の父も、昔、私のピアノの発表会で「しかし、あぶなっかしいとこ、ところどころあったね」と言いはなち、泣きそうになったことがあります(笑)。 父親は母親よりも一歩ひいた観点で、客観的にも自分のことを見てくれていたんだと、後から思いました。 それより忙しい中、観にきてくれたこと、きっと喜んでいると思いますよ。 (2006.01.25 21:16:28) |