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カテゴリ:❀ VRおじさんの初恋
いよいよ隠しワールドに向かうナオキとホナミ。
特別列車は軌道を外れ、宇宙へ! ロマンティック。 「カムパネルラになった気分です」 「お気に入りのお話なんです。`銀河鉄道の夜´」 「あの話って、最後…」 外を眺めていたホナミが、ナオキに視線を移す。しかし、微笑を浮かべると何も言わず景色に戻る。 なにか、意味深長なような・・・・。 エルドラドに到着。煌びやかな照明の世界。(これはCGによるものなのか、相当 手間とお金をかけたセットなのか?エンディングクレジットを確認したら、VFXの文字が。CGとは別物の技術らしい) 楽しい時間を過ごす二人。まさに夢の世界。 ホナミが、車内販売の売り子に扮する。赤い制服も似合う。(スタイル抜群だから、何でも着こなせる) 「続きはまたにしましょうか?私、少し疲れてきました」 ホナミを動かしている人が、体調不良なのか・・・? 〈 次が最後になるかもしれない 〉 ホナミと会う理由を失う・・・直樹がずっと懸念していること。 * * * コンビニで加藤を見かけた直樹は、以前彼女からもらった栄養ドリンクを買い足して会社へ。 そして、彼女に声をかけ渡そうとする。 「この前もらったから」 「結構 時間たってますよね」 言うね!刺々しいわ。 「あれ、本来は佐々木さんに渡すつもりだったんじゃないですか?」 「…買った時は「ごめんなさい。お大事に」のつもりだったんです。でもそれは、罪滅ぼしでした」 「自分のためだったから、やめました」 だから気にしないで と言う加藤。 ・・・いや、素直に佐々木に渡せばよかったじゃん と 思った。自分の心が楽になるための行為でも。だからって問題ないでしょう。 悪かったと思う・相手を労わろう その気持ちで、単純に動けばいいのではないか と。 でも彼女は`それはあくまで自分で自分を救いたいからだ。本当に相手を思っての行為ではない´と思い至った。利己的ってことかな。それが許せないってわけだろう。 己に厳しいというか、悪く言うと小難しい性格というか…。 昼食時、佐々木に声をかける直樹。 「私に聞きたいことあるんでしょう。何ですか?」 「顔に書いてあります」 口数の少ない直樹が、わざわざ来ていることだしね。 優しいわ。 「女性に贈り物をしたいんですが、何がいいですか?」 で、青いバラを買ってきた。花瓶の代わりにペットボトルに挿す。一人暮らしの独身男性だからな。 蛇口を捻ると`キュッ´ 古いアパートのリアルだわ。 小さなキャビネットの上を片付けて、青いバラを飾る。 この瞬間から、そこは生活感から離された神聖な場所と なる。 場面が変わり、診察室に入る中年男性の後ろ姿。 医師と看護師の表情が硬い。 これがホナミか・・・そして、深刻な病を抱えているってこと? ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年04月19日 09時46分02秒
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