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カテゴリ:❀ VRおじさんの初恋
直樹と芦原が、VRで会って話す。直樹は、誕生会の真相を説明。芦原は、意外にも怒らず冷静。
「今の私の気持ちは…なんでしょうねぇ…」 「無理に、言葉にしなくていいよ」 「いえ、それがいけなかったんです。私は、言葉にすることを避けてきた。自分の中で処理してきた。 言葉で、ちゃんと伝えないといけなかったのに。前の時も、直樹さんに怒って自分の殻に閉じこもってしまった。もし、そのままナオキに捨てられていたら…私は、一人です」 なるほど…言わずに内にこもる→人間関係を壊す→孤独 やっとそのことに気づき、反省する。(でも私は、誰にも心を開きたくない時だってしばしばあるさ…と思う) 「勝手に生きてきた自分が、人生の最後に、心配してくれる直樹さんや葵がいる。幸せなことです。ありがとう」 いや、彼は努力して地位を築き経済的にも豊かになった。親子関係はともかく、娘を育て上げたのだから`勝手に生きてきた´とは違うと思うよ。 ホナミを抱きしめるナオキ。 「娘さんと、話したい?」 涙ぐんで頷くホナミ。子どものように素直。 胸にグッとくるシーン。私の目も潤む。 * * * 学校。北原が葵に声をかけてきた。 「俺たちとは違うって感じ。別次元に生きてますって 感じ」 ああ、そういう感じがしないでもないね。 「僕はただ…面倒なことが嫌いなだけだ」 「俺たちが面倒ってこと?」 「そういうことじゃなくて…」 「じゃあなんだよ?」 よくわからないよね、葵の考えていることが。 「・・・片方が友達だと思ってるけど、もう片方は友達だと思ってない。そういう関係って、何て呼んだらいいんだろう?」 自身と悪ガキどものこと?どっちがどっち? 「俺はお前を友達だと思ってる。葵は思ってない」 「思ってなくはない」 微妙な返事だなぁ。正直、どうなのか? 「じゃあ俺のこと、友達って言ってみろ」 は? 「思ってなくてもいいから、言ってみろ」 えっ? 「・・・北原君は・・・ともだち」 「ぎこちないなぁ。でも、まあいいや。これで俺の片思いは終わった」 か、片思い?! 「片思い…片思いだ!それ、ヒントになるかも!北原君、ありがとう」(^_^) 母と祖父の和解に役に立つキーワード? * * * 直樹がコンビニに行くと、澤田(上司)・店員・加藤 三人が立ち話している!驚いて隠れる直樹。そりゃそうだ! 急いで職場に戻り、佐々木さんに報告する直樹。(笑) 「エッ!三角関係ですか?」 「荒井さん…バイトの人が、澤田さんに詰め寄ってるようにも見えました」 「うゎ!」 そんな…(笑) 二人で勝手に盛り上がる。 「不倫」 「しかも三角関係。加藤さんが辞めるのも、それが理由」 「だから、頑なに言わないのかも」 思い込み (^_^;) * * * コンビニ。コーヒーマシンを利用する直樹に 荒井「ボタン 合ってます?」 優しいな、気遣ってくれて。若いアルバイトが、ここまで親切だなんて。 「ブルース・リーの名言、ある人から教えてもらったら、なんかもうアチョーって感じになって」(^・^) 何か始めるらしく、コンビニを辞めるという。一緒にやる仲間もいるようだ。 それは・・・もしや澤田と加藤?!もしや、焼きそばパンの製造販売か?! * * * 「`Don’t think, feel´は知ってるけど…」 私も。 で、ブルース リーの名言を検索する直樹。 As you think、so shall you become. 人は、自分が考えたとおりの人間になっていく。 Real living is living for others. 本物の生き方とは、人のために生きることである。 If you spend too much time thinking about a thing、you`ll never get it done. 「考えているばかりでは、決して成し遂げることはできない」 「目標は、必ずしも達成されるためにあるのではない。 目指すべき何かを与えてくれることも多い」 「失敗は、それを認める勇気さえあれば、いつでも許されるものだ」 「私は、一万種の蹴りを一度だけ練習した男は怖くないが、一つの蹴りを一万回練習した男は恐ろしい」 なるほどねぇ・・・どれも奥深い。 感心して、どんどん葵に送信しちゃう(笑) 「ブルース リーって何だ?」 13歳になったばかり・・・若い子には「?」だよね。 * * * 葵をVRに誘った直樹。芦原に誕生会のことを話した・ 彼が娘との対話を望んでいると伝える。 「父と娘が語らい合う場を、僕らは作らなければならない」 強い使命感。 * * * 直樹宅で作戦会議。耕助もすっかり仲間だね(笑) 「葵君の嘘を告白するんですか?せっかく社長にバレずに済んでるのに」 「ブルース リーは言ってます。`失敗は、それを認める 勇気さえあれば、いつでも許されるものだ´」 「許すかな〜。それに俺もやばいし」 「ブルー リーは言ってます。`本物の生き方とは~´」 「そうは言っても俺にもキャリア設計ってものがあって」 相手は上司だからね・・・計画に加わったことで、心証を悪くしたくない。人間関係にヒビが入るのは困る。人生を左右するのだ。 「ブルース リーは言ってます。`考えているばかりでは ~´」 「わかりましたよ!協力しますよ」(-_-;) 抵抗しても無駄だと諦める。 「飛鳥さんに、VRの世界に入ってもらいたい」 「えっ?」 「VRの世界で、自分とは違う人になることから始めます」 もう、原点であるVRを利用するしかないってことか。 「おじいちゃんも、そこで変わったから」 確かに、そうだね。大きなきっかけになった。でも 「いやー、無理っす無理っす。社長、IT系会社やってるのに、そういう知識 全然なくて毛嫌いしてますから」 そういう飛鳥が説得されて、VRを受け入れるか~やってみても、変われるかどうか わからない。 「できます。ブルース・リーは言ってます。`一万種の蹴りを´」 「もーうそれ、やめてください!」(>_<) 本当に嫌がっている(笑) 「穂波には時間がありません。飛鳥さんも、きっと後悔する」 亡き母の思いを知って泣いた、自分のようになってほしくないのだね。 「お願いします!」 葵にも頭を下げられ断れない状況・・・耕助は渋々だが 協力を承諾する。 直樹と葵に押し切られる耕助が気の毒だな。立場上、下手すれば会社生活に支障をきたすのだから。 「この作戦は・・・ブルース・リー スピリッツ作戦です。VRで仲直りをしようという作戦です」 ブルース リーの精神から力をもらい、仲直り作戦を遂行ってことか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年05月22日 11時27分39秒
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