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カテゴリ:テレビ番組
三年前に『声優になりたくて』を見た時は「もう諦めて、就職すればいいのに」と思った。でも今回は、それだけではなかった。
まず、ここまで「やりたい」「なりたい」と思うことがあるのが凄いなと。よほど熱意がなければ、こんなに頑張れない。 `31歳で声優を目指す´ そりゃ、他人はいろいろ思うし、いろいろ言うものだ。 諦めて就職した方が正解だよ と。それが正論だと思うが、自分が納得するまで、もう終えようと思うまで諦めないってのも悪くない気もするのだ。(他人事だから、無責任にそう思う) 夢を追える環境にあるなら(まだ親が元気・自分も元気・お金もなんとかなるなら)がむしゃらにやっていくのも、後悔がなくていいだろうと。・・・そう考えるのは、私が甘ちゃんだからか。 でもやはり、現実的には危うい。確実に年はとっていくわけだから。仕事を見つける際、一歳でも若い方が有利だ。 いつまでもお金がない貧乏生活・・・同世代は安定した 仕事を持ち、偉くなっていき、家を購入したりしているというのに と惨めさが心をえぐるのだ。 社会的に不安定な存在のまま年をとる辛さ・恐ろしさ。 あっという間に35歳になり、40歳になり・・・親も どんどん老いていく。 声優を目指すなら、25歳までに事務所に入れないと望み薄なのだろう という印象を受けた。 事務所に入れても、声優(芸能)の仕事だけで食べていくのは至難の業。 輝ける未来はないと思った方がいい世界。それでも目指すという活力が、私には大きなものに思える。夢に向かって努力しているのだから。 `他人にどう思われようと、やりたいことをやればいい。できるうちに´とも思うし、`このままいったら大変だよ´とも思う。矛盾している。 取材対象の女性が「貯蓄したい。お金を貯めたい」と言っていたが、夜の仕事でもしない限りそれは無理だと、本人が一番わかると思うが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年06月17日 18時07分18秒
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