まみきびのブログ

今日はエゾムシクイ。
これも4月下旬の舳倉島シリーズ。
今回の舳倉島では後半ムシクイ類が増えた。増えたムシクイ類はエゾムシクイとセンダイムシクイ。
特にこのエゾムシクイが沢山見られた。
この2種類を比較する良い機会となった。今までこれほどの数を見たことはなかった。
まずは典型的な図鑑写真。

2本の翼帯があり、眉斑は明瞭で前半部分にバフ色味を帯びる。センダイムシクイのように下嘴が淡色ではない。足の色はピンク味を帯びて明るい色。体上面にオリーブ色味があり、頭部はグレー。そのため頭部と身体上面で色が違うように見える。そして頭央線はない。
至近距離で撮影できたので、その特徴が良く分かる写真も紹介。

頭央線が全くない。そして頭部の色と背中の色が異なっていることが良く分かる。明確な境があるわけではないが。。。

眉斑前半のバフ色味が分かる個体。
2本の翼帯も明瞭。足もピンク。
次は翼帯が薄い個体。

翼帯が1本に見える個体。微妙に出てはいるが。。。
識別は色々な観点から総合的に判断する必要がある。１つのところだけを見るとなかなか判断が難しい。光の当たり具合によっては色も変化するし。

最後に正面から。

何とも愛らしい感じだ。

次は寸詰まりのヤブサメいってみよう。