シュール・リーのyokohama　life

昨夜は時間制限つきでいちごタルトを作らねばならない状況だった。

夜８時に食べる予定から逆算して、んー、このくらいの時間から作り始めれば何とか間に合うかなー　なんてテキトーな時間配分を考え、アラームをかけて


昼寝した。


アラームのスヌーズ機能を懸命に止めながらね。


要するに寝過ごして時間が押せ押せになったわけです。でも、どうしても作らないとかえって自分の首をしめるというよんどころない状況だったので５時前くらいから必死に取り掛かる。
タルト台はフードプロセッサの力を借りてあっという間。ささっとまとめて冷蔵庫でとりあえず寝かせる。

平行して夕食の用意もしなくちゃ、で、にんにくをすりおろしたり煮物の用意をしたり。

本当は後一時間寝かせたかったのだが時間切れで、タルト生地を延ばして型に敷きこみ２００℃のオーブンで空焼き。空焼きする間に中に敷きこむアーモンドクリームを作る。焼きあがったところでアーモンドクリームを流し込み再度オーブンへ放り込む。

　　ここまでこぎつければ、ちょっと目鼻がつくかな。
　　　

まだ熱々のタルトを、保冷剤を回りに置いてとりあえず冷蔵庫へ入れる。生クリームを泡立ててシャンティ・クリームを作りいちごを切る。
しかし、いちごを切ったりクリームを泡立てたりしているその周りには『比内地鶏スープ』の開封済みパウチパック、にんにくの切ったの、さらにおろしにんにくがついたままのおろし金、大根の皮の剥いて干からびちゃったもの等等が散乱している。これはコワい。何かひとつでも間違えてつっついてクリームの中にぶちまけたら…。細心の注意を払いながらいちごを切り終え、ダイニングテーブルにとっとと移動してタルトにいちごを載せる。いや、マジでコワかったです。自分の粗忽ぶりが分かっているだけに想定される非常事態がありすぎて。


もうアガーを溶いてグラサージュなんて時間無いっ。
溶けない粉砂糖を振っておきましょうっ。

出来立てのタルトって、生地はさくさくで美味しいのだが（これも美味しかったけれど）
やっぱりお菓子は精神も物理的状況もゆとりを持って作らないと…と反省。

　　　　　　　　　
　　　　　　　ほーら、よく見ると随分隙間があるし、いちごの形ももうちょっと揃えたかったなー。粒が大きいいちごだったのでこのように切った方がいいかなあ　と思ったのだが。


今日、品川エキュート内のケーキ屋さんで『類似品』（笑）を見つけました。あまおうのタルト。
ちなみに我が家で使ったのは『とちおとめ』。

一切れで！？このお値段？　こちらはちなみにスポンジ生地といちごのムース状のものがタルト生地内に敷き込まれていました。

　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　金箔も載っています。でも一切れ税込み６８３円って、適正価格なのでしょうか？