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カテゴリ:家探し・不動産@大連
私たち夫婦は、豪州シドニーに数軒、自分名義の不動産を持っています。
これらは、私たちがシドニーに住んでいた頃、共稼ぎして、銀行でローンを組んで買ったものです。これまで一生懸命、ローンを返済してきましたが、「下手したら東京より高い」といわれるシドニーの住宅のこと、まだまだ、かなり多額の借金が残っています。 それが、豪州の急激な金利上昇により、にわかに「金食い虫」になってきています。私たちがシドニーで家を買った頃、ローンの金利は6%台前半だったのに、それが今では、8%台後半にまで上がってきています。当然、月々の返済額も、うなぎ上り。 ですので、シドニーの家はすべて賃貸に出しています。その実績は絶好調で、5年以上、未だ一ヶ月以上の空室になったことがありません。ですがそれでも、金利が高くなりすぎて、賃料だけではモトが取れなくなっているのが現状です。 そのうち、最も借金の多い1軒に関しては、「もう、バカバカしいから、売っちゃおうか?」と思い、本気に売却を検討したのですが、すんでのところで、思いとどまりました。今後の、資産価値を考えると前途有望なので、いま売ってしまうのも勿体無いと思ったからです。 とはいえ、豪州で家を持っているだけで、毎月ン万円が、黙っていても飛んでいくのは正直痛い。そこで、いま検討しているのが、 豪ドル建てのローンを、日本円建ての低金利ローンで借り替える ことです。もしそれが実現できれば、為替変動のリスクはあるにせよ、年2~3%という(ブローカー手数料を入れても年3~4%)、豪州に比べたら超低金利のローンが組めるわけで、財務体質は一気に改善します。ざっくり試算したところ、現状の「毎月、ン万円が出て行く」状態が解消され、「毎月、ン万円が入ってくる」ことも不可能ではない! 善は急げと、ネットで調べてみたところ、豪州や米国のいくつかの金融機関が、日本円の所得のある個人に対して、海外不動産に関して円建ての住宅ローンを提供していました。また、個人と金融機関を結びつけるブローカーのページも、いくつか見つかりました(例)。 ただ、海外の不動産を新規に購入する時に、円建てローンが組めることは確認できたんですが、すでに自分名義になっていて、豪ドルのローンが残っているものを、円建てローンに借り換えできるかどうかは、まだ確認できていません。豪州の税金などが絡む話になるので、たぶん面倒なことになると思いますが・・・でも、頑張って調べてみます。 もし、それが無理ならば、日本に居ながら、シドニーの家を一軒売っちゃって、ローンを完済した後、もう一軒、シドニー(又は豪州の他都市)に買って、それに対して、日本円ローンを設定するという、「ウルトラC」をやってもいいかもしれない。 欧州の、スイスやオーストリアなどでは、現地の人が現地の不動産を買うのに、ユーロやスイスフラン建てより低い金利で、日本円建ての住宅ローンを設定するのが、当たり前に行われているんだそうです。 昨年までは、「円キャリートレード」による円安傾向が続いたため、日本円ローンを組んだスイス人は、「為替差益」と「金利差」で儲け、二重においしい思いをしたそうです。ですが、今年は為替相場が不安定で、円のレートもずいぶん戻してきたから、為替で損したスイス人も多かったんだろうなと思います。 いずれにせよ、豪州では不動産だけでモトが取れて、日本でも不動産だけでモトが取れて、どちらの通貨でも安定した収益を上げられるように・・・一日も早くそうなりたいです。 明日は、鎌倉の銭洗弁天に参拝してきます。「早くお金が殖えないかなあ・・・」。 l お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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