買売春解体新書も、福井県生活学習館の蔵書です。福井県民は、この本から、何か学ばなければならないのでしょうか?生活学習館という名前は、福井県民の生活を豊かにするためにふさわしい学習の場を提供するというような意味合いから来ているのだと思いますが、これでは、逆に、青少年に買売春を勧めているようなものです。西川知事、西藤教育長、杉本総務部長どのようにお考えですか?
●「買売春解体新書」 副題:近代の性規範から以下に抜け出すか
○まず、主な構成は次のとおり
1部 上野千鶴子×宮台真司
(対談)援助交際は売春か?
売春観とセックス観の変容
東京発「援助交際」/ブルセラ少女の登場/
オナニー・マスターベーション・メディア
現代のセクシュアリティ
売春に参加している人たち/売春の定義の誤り/
性的なパートナー
近代の性規範からいかに抜け出すか
売春処罰規定を問う
2部 売春女性に対する差別意識を考える
未成年者の売春をどう考えるか
売春防止法が女性に与える影響
エンパワーメントの意味を考える
○具体的な記述の一部を紹介します
・18ページ(ブルセラ少女の登場)
宮台:最初生パンツを売るって通販でやっていて、その供給源は主婦だったんですね。業者が主婦を何人か抱えていて、女子高生パンツということで、そのシミがついたパンツを売ってたんですね。
・32ページ(ブルセラ・オヤジ、援交オヤジは何者か)
宮台:ノーパン喫茶、覗き部屋、大ブレーク・・・その後、ガーッと新宿歌舞伎町にニュー風俗が出た時に、突如性的メニューの多様化が起こる。その時の重要なのが、顧客が僕ら世代、二十代。ニュー風俗はメッチャ安かったんですね。
上野:なんぼです?
宮台:たとえば八千円ぐらい出したらノーパン喫茶行けました。めちゃ安かったんです。
上野:二十歳のガキに、八千円は安くないでしょ。
宮台:いや~~~(笑)。
・69ページ(自尊心の中身)
宮台:売春で自尊心が傷つく人もいますね。売春で魂が回復する人もいます。それだけです。売春は魂に悪い人もいますし、いい人もいますので、魂に悪い人はやめましょうね。魂にいい人はやってくださいね。これで終わり。
◇ 上野氏、宮台氏ともに買売春が悪いことだと考えていない。まず、こういう考え自体、非常識である。また、この本の中身が男女共同参画とまったく関係ないことである。
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Last updated
2006.12.14 05:53:16
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