見たまま、感じたまま、思ったまま

そう言えば、昨日はバレンタインだったみたいだ。
自分にはもう関心も関わりも無い行事になってしまったので、とんと忘れていたけど息子はどうだったのだろう？
例のテニスで仲の良い２つ年上の女の子に貰ったのか？

ふと心配になって夕食の時に問いつめると、断ったとのこと。何？？目の前に差し出されたのを断ったの？それはあまりにも可哀想では？と思ったけど、そうじゃなくて、事前に打診があったけど断ったらしい。
う～ん、子供心は複雑でよく解らない。

関係ないと書いたけど、そう言えばソフトバレーの女性陣と、ミックスバレーの女性陣にチョコを貰ったなあ。
お返し無用ですなんて言われたけど、それを真に受けるとちょっと怖いかも知れない。ミックスの方なんて、試合の日にどさくさに紛れて貰ったので、誰からだったか（複数なので、みんなから・・と言うのではないと思う）覚えてないのだ。

義理チョコ貰って、またホワイトデーにお返しをして・・。
なんかお菓子屋さんの陰謀にそのまま乗せられているような気がする。
景気の回復に貢献？職場が円滑に回る？
このチョコにそんな力があるのか？それともそれほど情けない社会、職場なのか？

自分にとって、バレンタインの狂想曲って、中学や高校の頃だったような気がする。

特に中学の頃なんて、その日は学校の雰囲気が異様だった。
男子はみんなそわそわして、モテる奴は人と一緒だと女子が渡しにくいと考えて、何故か一人になりたがっていた。手には貰ったものを入れる手提げを何故か持っていたりして。
女子も、誰が誰に渡してる～ってのは横目でじっと観察していた。

当時つき合っていた女の子からと、あと何人かから貰って、ちょっと困ったような記憶がある。でも、なんか嬉しかったりして。
そう言えば、隣のクラスに遊びに行っていて、いきなり口も聞いたことの無かった女の子に、突然クラウンチョコ（あの煙草のケースみたいなのに入った奴ですね）を１枚（ひと箱じゃないよ）渡されて、それがバレンタインだと気が付かなかったことがある。丁度３年生の時で、卒業間際にその子から手紙を貰って、あああれはそうだったのねと気が付いた。つき合っている子が居たのを知っていたので、その気は無かったのに、その場の雰囲気に流されて自分でも予想しなかった行動に出た・・って事だったらしい。

高校生の頃は自作のチョコが流行っていたのか、自作の生チョコと言うのを貰ったけど、あんまり美味しくなくてしかも鞄の中で溶けて・・ヒドい目に遭いました。

でもあの頃はみんな本気のチョコばかりで、義理チョコと言うのは無かったような気がする。だから真剣勝負って雰囲気があったような気がする。

何故か大学の頃はチョコを貰った記憶が無い。
その当時はつき合っていた女性が居なかったので、貰わなかったのか、サークル関係でマネージャーから義理チョコ貰ったかも知れないけど、忘れてしまったのかも知れない。
まあ、義理チョコなんてその程度である。

社会人になった１９８５年のあたりから、急に社会的にも義理チョコが増えてきたような気がする。
病院でも病棟ごとにチョコを貰ったりして。
それ以外にもバレー関係のサークルや、ちょっとした友だち同士でもあちこちでチョコを頂いた。
義理チョコも色々だよね。丁寧に心を込めて？渡してくれる時もあれば、その辺りに置いてあるのを「ほれ、持っていけ」風に言われる事もあった。どうみても、これはパチンコの景品とちゃうか？ってチョコもあったなあ。

バレンタインのチョコって、最近は高級で美味しそうなのが色々あるけど、当時はあまり美味しいチョコが無かった。
特に、でっかいハートのチョコとか、ウイスキーボンボンとか、食べる気がしないで、冷蔵庫や冷凍庫に放り込んでいて、次のバレンタインまで残っていたりしていた。

ちょっと話がそれるけど、僕はチョコレートは好きなんだけど、少し好みがあって、ブラックのビター系はイマイチで、ミルクの入った物や、ナッツ系が好き。ホワイトチョコも大好きで、普段はマカダミアナッツの入ったのを自分でよく買う。今のお気に入りは、明治から出ているホワイトチョコにマカダミアナッツが入った奴である。
生チョコもイマイチだし、ウイスキーボンボンはちょっと勘弁である。ウイスキー（ブランデー）もチョコも好きなんだけど、その二つはミスマッチのような気がする。チョコをつまみに飲むのは良いんだけどね。あのボンボンの中に入ってる砂糖のジャリっとした感じがイヤなのよ。それに中のウイスキー（ブランデー）がどう見ても安物で美味しくない。

結婚して子供が出来、更に開業して自分の職場になってからは、バレンタインと言うのも、遠い事になってしまった。
今の自分にとっては、義理チョコもどうでもええ～と言うか面倒なものって感じである。太るしさあ・・。
お菓子屋さんの呪縛からはもう解けちゃったみたいだ。

今日、お昼の買い物に前のスーパーへ出かけたら、バレンタインのコーナーのチョコは全て３割引の特売になっていた。
特別サイズのバカでっかいポッキーとか、板チョコとか、バレンタイン用に作られたのに売れなくて、なんか可哀想だね。お見合いパーティーで売れ残った人みたいだ。
チョコの負け組って感じである。
強者どもの夢の跡・・って訳じゃないけど、子供のおやつ用にしっかり買わせて頂きました。

今日の夕食は、患者さんから一抱えもあるでっかい見事な白菜を頂いたので、この前に作った扁炉（ピエンロー）と言う鍋をもう一度作った。
１月４日の日記で書いたのは、残り物の白菜を使っていたし、他にも残り物野菜を入れていたけど、元来これは白菜がメインの鍋なので、りっぱな美味しい白菜を手に入れて作るべきで、そういう意味で今夜の方が本格的なピエンローと言える。



丁度３枚肉を入れて盛り上がったところ・・。

日曜日に作ったおでんに入れた大根はオバサンの畑から引っこ抜いて来たもの。それに付いていた大根の葉っぱが余っていたので、おでんに入れようとして余ってしまった竹輪と一緒に炒めてきんぴらにしました。



最初にまずこれでビールを一杯。
美味しかったです～。