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カテゴリ:豊田勇造さん
まず、のどまるさんお気に入りの本日の夕日(夕陽の好きな人は幻泉館さんのサイトへどうぞ)
今日は生憎の曇り空でした。 関東東北は嵐とか、大丈夫かな? ついでに出し損ねた10月3日の夕陽も。 この日も曇りやったね。 今日の夕食 スペアリブを梅酒や杏ジャム、そしてお醤油を加えて煮込みました。マーマレードを使うのが一般的と言われますが、子供があの苦みを嫌うので杏ジャムでアレンジ。ちょっと油が多かったようです。先に油抜きしてから煮たら良かったかも。 今日の買い物 子供の服を買いに行ったユニクロで、起毛のルームウェアをゲット。 パジャマを着ると夜中に患者さんが来たときに、そのまま下へ降りにくいのでジャージっぽい寝間着(スウェットみたいな奴)を着てますが、最近のスウェットは裏起毛でチクチクするし汗吸わないし、暑いのでどうもいや。 起毛で無いスウェットを探すのに苦労していて、ユニクロで発見。これまでにも愛用してきた。 でも、今日ゲットしたのは起毛の部屋着(と、言っても寝間着)。非常にキメが細かくて全然チクチクしない。 そしてスウェットみたいに分厚くないので今の季節にぴったり。これで1990円だもんなあ。 偉いぞ、ユニクロ。やっぱり寝間着はユニクロやな(ん?これは褒め言葉か?) う~ん、なかなか本題に入れない。 明後日に迫った勇造さんのライブ。 毎年、この時期に来ると不愉快な案内が来る。 それはここからだ。 勇造さんがここに加盟しているらしく、コンサートをするにあたって楽曲の使用料を払えと言うのだ。 詳しくはわからんが、主催者から使用料金を取って、一部をピンハネして残りをミュージシャンに渡すらしい。 事前に、どれぐらいの料金で、どれぐらいの規模のライブをやり、唄う予定の曲はどれでその演奏時間はどれくらいとか。 そういう記録を出せ、それに基づき料金を計算すると言うのだ。 なんでそんなあほらしい事を書いて送らなあかんの? どの曲を歌うかは、当日の直前までわからんのや。 演奏時間なんか誰が測ってるもんかい。 大体やで、わしらみたいな半分趣味でやってるようなライブ。スタッフはみんな手弁当でやってるようなライブにまで目をつけんでもええやろう。 お前らのHPでざっと料金の計算してみたら、払う金額は2500円ぐらいやで。 まあ料金安いから、そりゃ払っても良いけど、それぐらいの金額の為にあんな大きな封筒に書類入れて送ってきて、元が取れんのと違うの? 実はこのライブを始めた6年前から毎年しつこく送ってきているが、全部シカトして一度も支払ったことがない。 電話がかかってくるけど、「書類が来てません」とか「コンサートは中止になりました」とか適当な事を言ってうやむやにしてきた。 さすがに、自宅でやらなかった去年と一昨年の分は、会場に電話でもして確かめたのではないかと思うけど、今年の書類に過去の2年前の分まで入れて送ってきた。 どんな曲を演奏していたかなんてもう忘れたわ(本当は覚えてるけど)。 唄った歌は、全部まだ発売されてない新曲や。 そんな風に言ったらどんな返事になるのだろう。 そもそも、罰則規定はあるんだろうか? まさか2500円の為に訴えたりはしないと思うけど。 まあ、今年は払おうかなとも思ってるけど(まだ心は乱れている)、なんか少額でもこういうお金って、税務署に払うお金と同じで1円でも惜しいような気がするな。 ああ・・・やっと本題。 ニューヨークから帰ってきた勇造さんはタイと出会う。 タイの民主化に伴って出てきた、「生きる為の歌」を唄うバンド「カラワン」。 彼らの日本公演を見て感激を受け、彼らと親しくなった勇造さんは彼らについてタイへと行く。 最初は友部正人さんと一緒に行ったらしい。 そのうちにとうとうタイの東北部の村に移り住んでしまう。 タイで暮らしながら帰国子女のように帰ってきてライブを続けるのが2年ほど続いた。 その間に、カラワンのメンバーやタイのミュージシャンと一緒に作ったアルバムが「チャオプラヤ河に抱かれて」だ。 すっかり現地人みたいになってしまって。この頃から警察に国籍を尋ねられるようになったと言う。 このアルバムには、ライブで唄われる代表曲「それで十分」、「歌いながら夜を往け」、そしてタイトル曲の「チャオプラヤ河に抱かれて」が収録されている。 毎年のライブの翌日、駅で勇造さんが乗った汽車が走り出すと、いつもこの「歌いながら夜を往け」が頭に流れてくる。 ♪汽車に乗り また汽車に乗り 迎えられて始まる ♪暖かい気持ちが 俺を包む 良いことは続く方が良い ♪旅の途中で 貰った種を 夜の窓から蒔いていこう ♪人の心よ 凍てつくなよ 歌いながら夜を往け ♪歌いながら夜を往け ♪go through the night singing ♪月の光照らされて 心開こう ♪受け止めて欲しい 育てて欲しい 今夜一夜のこの俺を ♪人の心よ凍てつくなよ 歌いながら夜を往け タイトルと曲の「チャオプラヤ」は、勇造さんの歌でもベスト3に入る曲だと思っている。 ある時はフィンガーで、ある時はピックのストロークで歌われてきたこの曲。 旅の風景と勇造さんの内面が見事に融合している。 ♪寝苦しい夜を抜け出し 当てもなく歩き ♪水の匂いに運ばれてきたら ここに出た ♪何もかも包み込む 母の胸のように ♪ふっくらと盛り上がる 夜の河 ♪船が通る度に 桟橋が揺れる ♪島のような浮き草が漂っている ♪流れ去るもの 止まるもの ♪河は言う その執着を捨てなさい ♪働いて飯を喰い ♪夢を見て旅に済む ♪メーナム チャオプラヤ河に ♪抱かれてアジアの子供に 返りはじめる 70年代の終わり、過激でそして大らかに・・を求めてジャマイカへ旅立った勇造さんは タイで自分の中にあるアジアのリズムを手に入れて帰ってきた。 間にライブ盤の「出縄」を挟んで、タイとの集大成として作られた感じのあるアルバムが「マンゴーシャワーラブレター」だ。 前者は、神奈川県の彫刻家が制作した、巨大なモニュメントの前で焚き火をたいて歌ったライブだ。 プライぺーと録音に近く、風の音、火のはぜる音、マイクにものが当たる音なども入ってる。いっぱい飲んだ日本酒のせいで歌詞だって間違ってるけど(勇造談)けど、それが臨場感を盛り上げていてとっても素敵なライブアルバムに仕上がっている。「越えていけ優しさを」や「雨のブルーズ」そして美しいラブソング「チェンマイの月」が聞けるのが嬉しい。 後者は、関西の腕利きミュージシャンをバックにスタジオライブ風に録音されている。 現在も交流のあついピアノの続木徹さんとはこの頃からの縁であろう。 このアルバムで好きなのはタイトル曲の「マンゴーシャワー」。 タイの東北部では雨季と乾季が別れていて、雨期にはいると一晩でマンゴーの実が大きくなるそうだ。 そんな雨をマンゴーシャワーと言うらしい。そんな潤いを待っている人々の気持ちに例えて自分の気持ちを唄った歌だ。 そして好きな歌は「お前とブルーズに出会った頃」。これも自分の生きてきた様を唄った歌で、「ギターが友達」や「海の始まり」に続く歌だと言える。 ♪あの頃の事を思い出す ♪京都の夏 俺は二十歳 ♪宝と言えばギターが一本 ♪気が狂うのを救ってくれた ♪友達と言えば 優しい不良で ♪殴ってくれる奴も居たけど ♪訳も分からぬ心の焦りで ♪歩いて歩いて 夕焼けの下 ♪そんなとき夕焼けの向こう側から ♪軽い足取りでお前が来て ♪愛された分だけ 愛し返せたら ♪そんな気分に初めてなった ♪何を狙っても打ち落とせずに ♪それはまたそれで楽しかった ♪つがれた酒は飲み干してきた ♪抱ける女は抱いてきた ♪真っ直ぐ育った幼なじみに ♪その気楽さは罪だと言われ ♪夜の川原に頭打ち突け ♪俺は罪人かと叫んでいた ♪そんなとき夕焼けの向こう側から ♪軽い足取りでお前が来て ♪愛された分だけ 愛し返せたら ♪そんな気分に初めてなった ♪何千回目かの夕焼けの下 ♪あの日と同じ川原に立てば ♪走馬燈みたいに現れては消える ♪京都の夏 俺の二十歳 ♪色で言うなら深い紫 ♪ブルーズとお前に会った頃 ♪愛された分だけ愛し返せたら ♪そんな気分に初めてなった ふう・・明日までに終わるか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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