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カテゴリ:日々の診療の狭間で
やっとと言おうか、とうとうと言おうか。
今シーズン初めてのインフルエンザの患者さんが出た。 1月に1人も居ないなんてのは開業以来だったのではないか? 患者さんが沢山来た方が収益という点では良いのかも知れないが、僕は例え患者さんが減っても、やはり予防できる病気は出来るだけ予防してかからないようにして欲しい。 もちろん、ワクチンの効果は100%と言うにはほど遠いけど、打っておいてかかったら諦めも付くでしょう(逆に腹が立つかな?) 僕の知る限りの情報では、今流行っているのは学校主に中学校で、どの学校も最初の患者さんは先生で、そこから生徒へ広がったらしい。 毎年書くけど、学校の教師と言うのはバイオハザードになる学校へ勤務してる訳だ。 自分が感染源になりうるし、他人の病原体に暴露される確率も高くなる。 おまけに今は高校入試で必死の時期である。 それなのに何でワクチンをしてない?接種の社会的適応のナンバーワンやろ。 熱のある身体で、マスクでゲホゲホしながら進路指導してるなんて、犯罪やで! で、その当院での第一号の患者さんも中学生。 3日前に来たときにはクラスで休んでる人は誰も居ないと言っていたのに、今日学校へ欠席の電話をしたときに教員に聞いた話では、一気に14人が欠席したらしい。 いきなり走りだした感じね 折しも徳島ではみぞれ交じりの天気。 やっぱり寒くなると流行が始まるんだな。 外から帰ってきたら必ずうがいを。 エアコンの効いた職場はいつも加湿を意識して。 マメに手も荒い、危ない人の隣では息を止めておきましょう。 それでは皆さんご自愛の程を・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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