|
カテゴリ:そのまんま日記
え~、我が家にはザリガニが3匹いて2匹はメスであり1匹はオスであることは以前に書いた。
で、そのオスが2匹のメスに卵を産ませていたことも書いた。 その後どうなったかと言えば、オスの方は赤ちゃんザリが孵って暫く大きくなるまでは別の水槽に隔離していたのだが、普通2週間程度で孵化するところもう1ヶ月以上になっても卵は孵らない。 そのうち1匹の方のメスの腹には卵が無くなってるのに気がついた。恐らく上手く育たなくて死んでしまったのだろう。 残りの1匹は頑張って欲しいと思っていたけどこちらも孵る様子はなく、腹に付けた卵が赤くなって表面は白く毛羽だったようになっている。これってカビでは??? やっぱりこっちもあかんのか・・。 大きな水槽にメス2匹だし、どっちのメスも巣の中に潜って殆ど出てこないし餌も余り食べない。 見ていても面白くないし、もう卵はダメだろうと隔離していたオスを水槽に戻したのだ。 そしたら何てことだ!戻したその夜にメスの1匹が脱皮したのである。 こんな時に脱皮するか~~。 脱皮した後のザリガニの皮膚はぷにゅぷにゅで弱く、他のザリガニの共食いの標的になりやすいのだ。 どうしよう?このメスを今度は別の水槽に隔離しようかと思ったけど、脱皮直後に違う環境に置くのも凄いストレスになるだろうし、まさかこのオスが自分が孕ませたメスを喰ったりはするまい。 もう1匹のメスは巣の中からあまり動かないしこっちも大丈夫だろう・・。 そんな風に楽観していたのだが・・。 見事に喰いよった。 一晩経って日曜の朝、メスの上に乗っかっているオスを発見。 ひょっとしてまたしても交尾をしてるのか?と思ったら、もうメスは死んでいてそのメスを喰おうとしていたのだった。水槽の中にはその可哀想なメスの死骸と彼女が脱皮の時に脱ぎ捨てた皮が転がっていて、まるでザリガニの死骸が2匹転がっているようだった。 しかしさあ、共食いはザリガニの習性だろうけどちっとは考えろよ。 お前の子孫を残してくれるメスを喰っちゃったら自分の首を絞めているようなもんだよ。 残ったメスを喰っちゃダメだぞ。 後で配偶者に言われたけど、戻したオスを元の水槽にまた隔離したら良かったジャンと。 それも考えたんだけどさ~。 まさか自分の交尾の相手を喰うとは思わなかったんだよ。 もし、もう1匹のメスが襲ってきたときにはオスがナイトになって守ってやるとかさあ。 甘かった・・。 しかし、このオス(通称絶倫君とか孕ませ君とか我が家では呼んでいる)は元気なので、しょっちゅう巣から出てきてこっちをはさみを振り上げて威嚇したり、エアポンプのホースにしがみついて水槽の上の方に昇ってきたりして、見ている分には退屈せずに面白い。 来年もまたりっぱな絶倫君として活躍するんだぞ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|