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カテゴリ:オレにも言わせろ!
バレーもキューバに負けちまった~。
しかし、あのアナウンサー。相手はキューバなのに、ケニアが、ケニアがって言っていたけど、ひょっとしてキューバにケニアって選手が居るのだろうか? そう思って公式ページを見てみたけど、選手情報って全然ないのよね。 まあ、いいか。 今日は色々疲れたので、ぼ~っと焼酎でも飲んで寝ようと思ったら、むかつくニュースを見てしまった。 開業医の初・再診料値下げ=診療報酬見直しで一致 頭に来るなあ。 最近どうも医者が攻撃の標的になっているような気がする。 皆さんは知らないかも知れないけど、今まで市町村がやっていた生活習慣病に対する個人の健診ね、あれは来年から特定健診と言って各保険者が主体の健診に移行する。 それは良いんだけど、実際に健診をやった医療機関に対する報酬が5250円なんだよね。 今までは確か8000円幾らだったと思うので、大幅な値下げ。 何で値下げになったかと言うと、この5250円と言うのは、単純に健診で行う血液検査、尿検査の点数を自費扱いで合計しただけのものなのだ。 普通は、例えば血液検査をするとその中身は検査料+判断料となるわけだ。 検査料と言うのは外部委託の場合殆どが検査会社が持って行くから、医療機関の取り分は判断料がメインになるわけ。これをがばっと削られた訳だね。 まあ、検査料も検査会社が少しはまけてくれるから、その差額が医療機関の取り分となるわけだ。 だから取り分はすごく少なくなるし、僕らに気を遣う手前検査会社の儲けも少なくなってしまうに違いない。 「医者は判断するなって言うんやな。データーだけほれって渡したらいいんやな」と憤っている先生も沢山いる。 その癖、健診の結果を見て積極的指導とか動機付け指導とかに振り分ける操作や、患者さんに対する指導もしないとあかんのよ。そしたら判断料が入ってくるのは当然でしょ。 少し話がそれたような気がするがそうではない。 初診料、再診料なども結局は目に見える数字じゃなくて医者の頭の中の判断の話でしょう。 そういう、目には見えない大事なものがどんどん削られていくわけなのよ。 医療からの医者はずしが進んでいるわけだ。 高騰する医療費、確かに問題かも知れない。 しかし、よく言われるように日本の医療費は高いのか? 参考その1 参考その2 決してそんな事はない。先進国の中では最低の医療費なのだ。 日本の医者はもの凄く安い報酬(欧米の医者の10分の1って書いてあるぞ)で、彼らの何倍もの患者を診て、高度な先進技術をこなしている。 薄利多売、最安値で一番高度な医療を提供しているのだ。 公立病院の勤務医だけでなく、開業医にしても同じだと思う。 バカンスなんて取っている開業医が一体どのくらい居るか? もう働くのがイヤになるぐらい働いている人ばかりなのだ。 (僕は楽してるけどね~) はっきり言おう。 日本の医療費は決して高くない。 そして、その高くない医療費のかなりの部分を占めているのが薬剤費だ。 医者の報酬は下げられるけど、薬の値段はそれに比べて下がり幅がずっと小さい。 同じく薬でも、日本と外国では日本の方が値段の高い薬がいっぱいある。 発売されてジェネリックが出ているような薬でも値段が高い。 ジェネリックなんて必要ない。先発品の薬価をジェネリック並に下げれば良いのである。 日本の製薬会社は軒並み黒字である。 製薬会社はその利益を、1秒で捨てられるパンフレットや、意味のない粗品をいっぱい作って無駄な金を使っている。どっかの会社の高血圧の薬の発売1周年記念と言って、ティファニーのワイングラスをペアで貰ったけど、あれだけでどんだけの金を使ったのかな。 そんだけ余裕があるんだから、もっともっと薬価を下げれば良いのである。 そしたら医療費なんてすぐにど~んと下がる。 それが出来ないのは、厚労省の役人が製薬会社に天下って居るからだ。 その天下りを禁止しようとする法案をどんどん骨抜きにしてるのが霞ヶ関の奴らだ。 みんな東大出身ね。 東大が日本を滅ばす・・ちょっと言い過ぎか。 このままだと日本の医療従事者はみんなやる気をなくしてしまうで。 ジェネリック薬の事については、また日を改めて書こうと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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