見たまま、感じたまま、思ったまま

今日も暖かかったですね。
桜の花ももうピークを過ぎてどんどん散りつつありますね。
風情があると言いたいが・・・。

それよりも花粉がひどいんじゃ！！
患者さんが入ってくる毎にくしゃみが出る。
「当院へ入る前に玄関でよく花粉を落としてきてください」ってマジで張り紙出そうかと思ったぞ。

そんな訳で心がささくれ立っているので（何故だ？）ほんわかと優しい日記は書けそうにない。

先日、徳島市のポリオの予防接種に出務したけれど、その問診票を見ていて、と言うか正確には問診票の子どもの名前を見ていると、とんでも無いような名前、いや今の人にしたら普通なのかも知れないが、僕ら昭和３０年代からするととんでも無いような名前が沢山あって、思わずメモして帰ろうと思ったのだが、あまりに子供の数が多すぎて（最終日から１日前で、数日雨が振った後のお天気の日だったせい？）最後の方は目眩がしてきたので、メモする暇も無かった。覚えているのを少々挙げてみると・・。

輝星・・これは「きらり」と読むらしい。う～ん解るけどこんな当て字を役所は認めるんかい？
それにさあ、年よってから「きらり爺さん」じゃあ困るような気がするんですが・・。

飛翔・・これは「あげは」と読む。おまけに男の子。う～ん、男でしょう。小学校のあだ名は「あげは蝶」で決まってしまったような気がするが・・。

もう一人「あげは」が居た。これはモロに蝶と書くのよ。これは女の子。
名前と言うよりも源氏名のような気がするんですけど。
何か花魁ぽい。

花魁と言えば、最近の若い女の子の着物姿、あれってヒドイと思いませんか？
着物の襟をはだけて後ろへずらして、髪はぼさぼさで茶髪、目張りは大きくて・・あれこそ、格子窓の向こうに居たらまごうかたなき花魁だと思うんですけど。

メモが無いので正確に覚えてないのが残念だけど、
男の子で桜と言う漢字が付いていたのが居た。う～ん、名前もユニセックスなのね。

後、名字が山本とか谷とか字数が少なくて平凡なのに、名前がこれでもかっ！って言うぐらい字画の多い子どもさんが居たね。あんなの小学校では絶対に書けない、いや今の僕でも書けない～～ってくらいの漢字。名前は他人様が使うことも多いので、あれも困りますねえ。

どんな字だったか忘れてしまったけど、「せいは」って子も居た。思わず後ろに○の字を付けてしまうんです。古いのかしら・・。

「ほのか」って名前も多い。何となく優しそうで女の子らしいけど、でも半面弱っちそうな気もする。「永遠」って名前も多いけど、これも考えようによっては思わず胸の前で手を合わせてしまいそうになる。

僕らの頃は道徳教育華やかなりし頃で、義とか考とか忠とか貴とか付いてる名前が多かった。
漢語から取った名前とかね。

今はどちらかと言えば、視覚的感覚的なんだと思う。
それは時代だし、悪いことでないのだろうけど、僕の様なお年寄りには違和感を感じてしまうのでした。


いかん、思い切り吠えるつもりが、段々と穏やかになってしまった・・。