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世間は3連休ですがうちの大学は今日は「みなし月曜日」で普通通り講義がありました。
とはいえ、台風ですから5限以降はキャンセルでしたけどね。 そんなわけで、この週末はワタクシは基本的に普通の週末と同じ。 土日があったら土曜日半日休んで仕事、日曜日は基本1日仕事。 そうでないと講義の準備も他のものもおっつかないですので。 そういう生活をもう何年もやってるので、慣れてるわけですね。 そうでないと仕事は回らないし、自分でやらなきゃいけないからやってるわけで。 平日Teachingに費やしたら研究だのその他は週末にやらないといけませんから。 そういう忙しさに対する耐性は結構あると思います。 この仕事こういうもんだと思ってますし。 長年こうだと、仕事しない日なんてないですから(苦笑)。 それに、ちょこちょこ息抜きはしてますので。 ですから、そのノリでアシスタント達にも週末に指示出しておいたりします。 別に週末にやっといてくれというわけじゃなくって 「来週中に終わらせるタスク」としてね。 覚書ってのもあるんですよ。書かないと忘れる(笑)。 今のアシスタント二人は、基本真面目ですので、その指示を週末にメールチェックし忘れてたら ビビって連絡がくるわけです。 Aちゃんにしても 「わ~っ、先生ごめんなさい、今すぐ行きます!」って。 いや、今すぐじゃなくっていいから(笑)。 今すぐやらなきゃいけないんなら電話するから。 そして今度この「うわ、すみません、俺今すぐ行きます」とパニックになったのがT君。 週末にキャンプに行っててメールチェックしなかったと。 なのにどうしてキャンプ行く車で仕事半分してたんだ?? その慌てたメールを私が見たときは私が授業前でパニくってたので 「今来ないでくれ。忙しいんで」と返事したら 自分の講義が終わったら速攻やってきた。 「す、すみません、キャンプ中メールチェックしてませんでしたっ」 ・・・いや、普通そうだろ、週末にキャンプ行ってなんでメールチェックするんだよ キャンプ先からメールしてるほうが怖いよ、学生が。 (ちなみに教員になると世界のどこにいて何してようがメールチェックしてますけどね) 私、基本土日までアシスタント働かせることはしませんから。 そこまで鬼じゃない。 週末だからどうせすぐにレス来ないってわかってたから、月曜の朝にチェックして 夕方の講義までに雑務やっといてくれればいいわって思ってたので 別に焦りもしなかったんですけどね。 どうせ5限は台風でキャンセルになっちゃったし。 私は学生には厳しいけど、上司としてアシスタントにそこまで厳しくはないわよ。 やることを期日までにちゃんとやっててくれればね。 学生に厳しいのは、彼ら彼女らのやるべきことだからです。 院生にもなったら週末も論文に取り掛からなきゃいけないことも多くなる。 それが嫌なら大学院にいちゃいけませんからね。 その点では週末に研究することもあるだろうけど、アシスタントとしての仕事は期日までに間に合えば、 週末休んでもらって一向に構わないわけです。 むしろ、我々みたいに土日もなく仕事するほうが変わってるわけですから。 学生たちにも必要な時には息抜きをすることを奨励しています。 でないと長丁場の研究なんて続かない。 修士課程の学生には、PhDの学生に対してほど「Dedication」も期待してませんし。 PhDってのは好きでやってるわけなので、時間も休みも関係ないんですから。 だからT君がキャンプ行こうがライヴ行こうが別に構わないわけよ。 期日中に仕事が終われば。 ただ、今回は彼に一つ忠告したのは 学会論文や研究論文ってのは初めて書く場合いったいどれぐらいの時間がかかるのか見当もつかない場合が多いし 大体の場合もう一人や二人の人間が関わってくるということです。 今回の場合は指導教員である私が指導したり、データ収集の手助けをしないと進まない。 仕事でもなんでも、自分以外の人が関わってくる場合は 相手のスケジュールも考えて物事を進めないといけないので 一人でやる場合以上にスケジューリングには気を付けて、 決めた期日を必ず守るということに徹しないといけない。 ある種チームワークですので。 このあたりはいったん社会人をやってから大学院に戻ってきた学生ってのは 大概の場合よくわかっているのでいちいち言うこともないんですが こういう風にストレートに学部から上がってきて、 社会人経験がない場合はいまいちピンとこないケースが多い。 だから注意することが多いですね。 「相手がある場合は相手のことも考えてやること」という点。 そこがプロフェッショナリズムにつながるということだと。 バカではないので、一度の忠告でわかるはずだとは思いますがね。 「アンタ、どれだけ時間がかかるかってのを甘く見過ぎている」と私に注意されたわけ。 初めて論文書く人間が8週間でできたら御の字だよ。 他にもやること一杯あるわけですから。 何年もやってきた私ですら、通常業務がある場合は8週間で一から1本書くのはきつい。 おまけにまだデータ収集が7割しか終わってないし。 「アンタが書いたものをそのまま学会に出してそれが通るほど甘くはない。 そうなると私が手直ししないといけない。 私も通常業務プラス外部の仕事があって、自分の論文も仕上げないといけない。 ということは、この論文にいつでも取り掛かれるというわけではないので 自分のペースで物事がすべて回ると思わないように。っつーか、アンタがたたき台書かないと私はこれに取り掛かれないのよ。だからさっさとたたき台あげなさい」と言ったわけです。 このあたりは、一旦社会人になったらわかると思うんですけどね。 学生の間にこれを理解させるのは結構難しい。 というのも、院生だろうが学部生だろうがやらなくて迷惑かかるのは基本自分だけというのがほとんどです。 だからやらないことでほかの人にも迷惑がかかるということを理解できない学生もいる。 それを少しでも理解させるために私はGroup Projectを必ずやらせるんですが その中でも「今は大学の中だから一緒に作業する人間を選べるけど 社会に出たらそんな選択肢はない」とくぎを刺しておきます。 果たして私の仕事でそこまで教える必要があるのかとも思うんですがね。 アメリカ時代そんなことやってたっけな・・・? それはともかく、ビビって連絡してくるだけまだましかもしれませんね。 以前のアシスタントはそうじゃなかったのもいますから。 っつーか、アメリカ時代のアシスタント達にそんなこと心配することもなかったんですけどねぇ・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014/10/13 07:56:51 PM
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